CPUを鉄板代わりに北海道産黒毛和牛を焼き肉にしてしまう猛者が現れる
CPUはコンピューターの中で最も熱を発する部品のひとつであり、CPUクーラーを用いて冷却しないとCPUの表面温度は100℃を超える場合もあります。その熱を利用して、AMDのCPUを鉄板代わりに黒毛和牛を焼いてしまう猛者が現れました。
お ま た せ ?
— たれ (@Taremimi7710) March 1, 2020
CPUで焼肉しました。
フル→https://t.co/nUlwr2abpZ pic.twitter.com/GplAxJe6ER
実際にCPUで焼き肉をしている様子は以下のムービーで確認できます。
CPUで焼肉してみた! BBQ on AMD CPU (Meatsink) - YouTube
たれさんが今回使用する肉は北海道産の黒毛和牛。
使用するCPUは2010年にAMDから発売された「Phenom II X4 970 Black Edition」で、TDPは125W。IntelのCore i7-9700KのTDPは95Wであることを考えると、焼き肉に適した放熱量が多いCPUであるといえます。
電源を入れると、CPUを冷却するためにCPUクーラーのファンが回転し始めました。
そのCPUクーラーを取り外します。
CPUの上に黒毛和牛をためらうことなくセット。
「ジュワーッ」という音とともに肉が焼けていきます。
数秒後に肉を裏返してみると……
肉の表面が焼かれて変色しています。
しっかりと肉に火を通すため、鉄板もといCPUに肉を押しつけるたれさん。
あふれる肉汁が泡となっています。
大胆にコショウをふりかけて味付け。
一度電源を切って肉の焼き加減を確認しています。
まだたれさんの好みの焼き加減ではなかったようで、もう一度電源を入れて加熱開始。
いったん肉をどかして、CPU上の肉汁を拭き取ると……
勝手に電源が落ちてしまいました。肉汁が少なくなるとCPUの温度が上昇し、安全機能が働いて電源が落ちてしまうそうです。
最高の焼き加減を目指してラストスパートをかけます。
肉が焼き上がったら、キャベツと一緒に盛り付け。
ついにCPUによる焼き肉が完成しました。しっかりと肉全体に火が通っています。
たれさんは他にもCPUを使ってゆで卵を調理したり、目玉焼きに挑戦したりしているCPUクッキングの達人で、たれさんのYouTubeチャンネルからその様子を確認することができます。
たれみみChannel - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCx9WnHXfbJupOSYwtGVqSuw
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