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安価に4K解像度の映像を60Hzのリフレッシュレートで楽しむ方法とは?

By zeffss

ゲームやムービーなどの画質を左右する要素のひとつであるリフレッシュレートは、高い値であるほど滑らかな映像を楽しむことができます。しかし、解像度が高いほど、高いリフレッシュレートを維持することは難しくなり、高価な機材が必要になる場合もあります。Linux関連の情報サイトetbeを運営するラッセル・コーカー氏は、60Hzのリフレッシュレートを維持したまま4K解像度の映像を安価に楽しむための方法を考案しています。

DisplayPort and 4K – etbe – Russell Coker
https://etbe.coker.com.au/2020/02/16/displayport-4k/

2006年6月にリリースされたHDMIのバージョン1.3–1.4 bは標準で4K解像度で30Hzのリフレッシュレートまでしかサポートしていません。4K解像度の映像を情報量圧縮なしかつ60Hzのリフレッシュレートで実現するには、グラフィックボードとモニターがHDMI 2.0以上をサポートしている必要があります。また、ケーブルについても「プレミアムハイスピード HDMIケーブル」や「ウルトラハイスピード HDMIケーブル」といった特殊なHDMIケーブルが必要です。

しかし、コーカー氏によると、色情報を間引くことで映像の情報量を圧縮するクロマサブサンプリングの4:2:0フォーマットを適用することで、HDMI 1.3-1.4 bでもリフレッシュレートを60Hz以上にできるとのこと。

コーカー氏が住む地域では「ハイスピード」のHDMIケーブルは3.98ドル(約440円)、「プレミアムハイスピード」は19.88ドル(約2200円)、「ウルトラハイスピード」は39.78ドル(約4400円)であったため、高価なケーブルを購入する前にまず「ハイスピード」のHDMIケーブル、特にノイズの影響を受けにくい短いケーブルを、高価なケーブルの代用にできないか検討することは「理にかなっている」と述べています。

By aarrows

コーカー氏が行ったテストでは、モニタ、グラフィックボード、OSを適切に組み合わせることで、安価なハイスピードHDMIケーブルでも4Kの解像度で60Hzのリフレッシュレートを実現できたとのこと。コーカー氏が考案したシステムは、クロマサブサンプリングを適用した上で、Samsungの4K対応モニターと、NVIDIA GT630のグラフィックボードを用いることで、Windows10上で4K解像度かつ60Hzのリフレッシュレートを実現できたそうです。

なお、コーカー氏がLinux上でNVIDIA GT630を用いて4K解像度・60Hzのリフレッシュレートが実現できるか試したところ、システムがクラッシュしたことから「Windows用としては推奨できますがLinux用としては推奨できない」とコーカー氏は述べています。

Linux OSの場合は、HDMIケーブルではなくDisplayPortを使用することで4Kの解像度と60Hzのリフレッシュレートを実現できたとのこと。DisplayPortについては、2010年1月にリリースされたDisplayPort 1.2-1.2 aが4K解像度で60Hz以上のリフレッシュレートをサポートしています。

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