試食

「このショートケーキはもはや飲物」「ティラミスの完成度が高すぎる」などコンビニカップケーキの本気を垣間見たローソン「CUPKE(カプケ)」を一足先に食べてみた


ショートケーキ・モンブラン・チョコレートケーキ・ティラミスという、洋菓子店の定番といえる4つのケーキをカップの中に収めた「CUPKE(カプケ)」シリーズが2019年10月22日(火)からローソンに登場します。どんどんクオリティが上がり新しい味が登場するコンビニスイーツの中で、あえて定番4つをカップケーキ化しているとのことで、どんな仕上がりになっているのか一足先に食べてみました。

定番ケーキをカップに入れた「CUPKE(カプケ)」が登場
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/20191015news003.html

CUPKEシリーズは洋菓子店の人気ケーキ4品をカップケーキにすることで、「持ち運びが楽チン」「外出先でも食べやすい」という点を実現したケーキ。


左から「くちどけティラミス」「ごろっと栗のモンブラン」「カカオ香るショコラ」「とろけるクリームの苺ショート」となっています。


カップのサイズは全長123.8mmのiPhone SEと比較してこのくらい。


透明なフタをはずすと、それぞれのケーキの様子がよくわかります。どれも「ザ・定番」という見た目。


まずは「ごろっと栗のモンブラン」から食べてみます。


一足先に送ってもらったサンプルなので栄養成分表示のシールが貼られていませんが、公式によると1つあたり248kcalで、炭水化物は25.7g、タンパク質は3.1g、脂質15.3gとのこと。


スペイン産のマロンペーストを使用したマロンクリームの上に渋皮栗がトッピングされています。


スプーンを入れてみると、マロンクリームの下にはホイップクリームが敷かれていました。マロンクリームはねっとりとした舌触りでしっかりと栗が香りますが、ホイップクリームと合わさることで軽い口あたりです。


さらにケーキを掘っていくと、カップの下の方にはスポンジ生地が敷かれていました。


ホイップクリームとスポンジ生地の間には栗の甘露煮をつぶしたようなペーストが挟まれていて、追うように栗が香ります。さらにサクサクとしたビスケットが入っていることで、全体としてふんわりとしたケーキにアクセントを加えていました。


続いて、「とろけるクリームの苺ショート」を食べてみます。


苺ショートのカップには原材料名などが書かれていました。カロリーは266kcalで、炭水化物は17.4g、脂質は21g、タンパク質は2.1gです。


カップの上は一面真っ白で、赤いいちごが引き立ちます。


スプーンを入れたところ、かなりホイップクリームの層が多めで、ショートケーキですが主役はホイップクリーム。ローソンのプレミアムロールケーキに使われているホイップクリームほど濃厚ではありませんが、北海道産生クリームを10%使用したというクリームは、ミルクの風味がふわっと口の中で溶けていきます。「これはケーキではなく飲み物では」とコメントされるほど。


断面はこんな感じ。半分以上がホイップクリームなので、非常に軽い口当たり。ホイップクリームとスポンジの間に挟まれた苺ソースは果肉入りでいちごの甘酸っぱさが詰まっています。しっとりしたスポンジとふわふわのクリーム、果実みの感じられるソースという組みあわせは、シンプルながらもリッチさを感じさせる仕上がりでした。


「くちどけティラミス」は、269kcal、炭水化物が24.4g、脂質が17.7g、タンパク質が3.3gです。


これも、ふわっと軽い口当たりの、マスカルポーネチーズが主役のケーキ。北海道産マスカルポーネチーズを100%使用しているとのことで、生クリームのようなミルキーさが感じられます。


クリームとクリームの間やカップの底には深煎りコーヒーシロップを染みこませたスポンジが使われており、キリッとしたほろ苦さがマスカルポーネチーズのまろやかさと融合していました。30代男性を中心とした編集部員たちに食べてもらったところ、「ティラミスの完成度が際立っている」とのことでした。


最後は「カカオ薫るショコラ」。カロリーは314kcalで、炭水化物が20.8g、脂質が23g、タンパク質が4.5gとなっています。


カップの上にはナッツやチョコレート、ココアが振りかけられたチョコホイップ。


チョコホイップは苺ショートに比べるとややねっとりした仕上がりでした。


さらに食べようとケーキをスプーンですくおうとしたところ、他のケーキにはなかった「ズムッ……」という重い手応え。エクアドル産カカオを使用しているというガナッシュはかなり濃厚で、ねっとりと口の中で溶けていきます。チョコクランチのサクサク感があるので全体が重くなりすぎないのもポイントで、本格的なチョコレートケーキになっていました。


なお、「ごろっと栗のモンブラン」は税込295円、「とろけるクリームの苺ショート」は税込315円、「くちどけティラミス」は税込270円、「カカオ薫るショコラ」は税込295円となっており、いずれも2019年10月22日(火)から登場予定となっています。ただし、カカオ薫るショコラについては沖縄県での取扱がないとのことなので注意です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
これが元祖「モンブラン」、スポンジもタルト生地もないクリームのみの至福の塊を「アンジェリーナ」で買って食べてみた - GIGAZINE

6段重ねで迫力満点の「特製ショートケーキ」をユーハイムで食べてきた - GIGAZINE

ミルクレープの生みの親がたどりついた「20層のミルクレープ」が食べられる「casaneo」の1号店に行って全メニュー制覇してきた - GIGAZINE

比類ないチーズケーキ体験ができるロシア料理店トロイカの「ベークド・チーズケーキ」は舌触りが別次元 - GIGAZINE

「デザート人類学者」として閉店したケーキ屋さんのケーキを再現し続ける女性 - GIGAZINE

無印良品初のチルドスイーツ「2層仕立てのチーズケーキ&ガトーショコラ」を食べてみた - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.