比類ないチーズケーキ体験ができるロシア料理店トロイカの「ベークド・チーズケーキ」は舌触りが別次元
岩手県で昭和48年にオープンしたロシア料理店「トロイカ」では、当初「かたい」と言われていたベークド・チーズケーキを試行錯誤を繰り返して、ついには自社で手作りした新鮮なカッテージチーズを使うことで滑らかなチーズケーキを完成させたとのこと。このチーズケーキは「全国のチーズケーキ好きをしてこれを食べずにチーズケーキ好きは語れない」逸品とのことだったので、実際に取り寄せて食べてみました。
ロシア料理とチーズケーキの店 トロイカ オンラインショップ【公式】
https://troika-kitakami.com/
これが岩手県からはるばるやってきたトロイカのチーズケーキ。
原材料名には、チーズ、乳等を主要原料とする食品、砂糖、小麦粉、生クリーム、バター、卵、とシンプルな内容物。消費期限はケーキの製造日から4日となっており、12月10日に曜日指定したところ11日までとなっていました。発送日数は住んでいる場所によって変化すると思われますが、公式ムービーによると、注文した分は出荷した当日に焼き上げられるとのこと。
箱を開けるとこんな感じ。
ナプキンと説明書を持ち上げるとチーズケーキが登場しました。
サイズは直径15cmの5号、18cmの6号、21cmの7号があり、今回は5号を注文。iPhone XRと並べるとこのくらいのサイズです。
チーズケーキは分厚いプラスチックのシートで囲まれており……
その下にある透明フィルムも剥がしていきます。
表面は「チーズケーキ」というよりアップルパイのように生地が交差しており、塗られた卵黄が光を反射していました。
高さは3.5cmほど。
さっそくカット。
断面を見るとこんな感じ。ほぼほぼクリーム色のチーズの層で、下に敷かれたクッキーの層と、側面のクッキー層とで色が異なっています。
ちょっとタルトのような見た目です。
一口食べてみると、口の中がゆっくりとチーズの層に沈み込んでいくような、不思議な現象が発生。ものすごく口溶けのいいテンピュールのような感じで、なめらかさ・やわらかさがこれまでに食べたチーズケーキとは別次元です。自社チーズ工房手作りのカッテージチーズをふんだんに使っているとのことで、チーズのコクとほどよい甘さで、紅茶やコーヒーなしでもぱくぱく進みます。
フォークを入れたところを見てみると跡がついていました。ゼラチンなどが入っているタイプのチーズケーキとは違う滑らかさがわかります。
クッキー生地の部分はしっとりさっくりな食感。出来たてであればさらに歯触りがよいであろうことが想像できるので、岩手に行って出来たてを食べたい……と思わざるを得ません。
とろりとした食感の割にはさっぱりした仕上がりなので、最初はチーズケーキ単体で食べ進めていったのですが、後半はお腹にたまってきてやや重くなってくるので、紅茶やコーヒーと食べ進めていくと、さらに幸せな気分になりました。
なお、冷凍と冷蔵バージョンで違いがあるのか?と気になったので冷凍版も注文してみました。冷凍版は食べる前に冷蔵庫で8時間以上の解凍が必要で、解凍後は3日以内に食べきる必要があります。
見た目はこんな感じで、冷蔵版と違いはなし。
味やチーズ部分の食感は冷蔵版と変わらないのですが、冷凍版の方がタルトの部分のさくさくした食感が際だっていました。「解凍を待たずに届いてすぐさま食べたい!」という場合でなければ冷凍版を注文するのがベターといえそうです。
トロイカのチーズケーキは冷蔵、冷凍タイプがあり、いずれも5号が税込2880円、6号が3805円、7号が税込5760円です。
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