100年続くアニメを生み出すための「100年アニメプロジェクト」を東映アニメーションが立ち上げ、企画公募は初の試み

「ドラゴンボール」「ワンピース」「プリキュア」といったアニメを世に送り出してきた東映アニメーションが、これから100年続くようなアニメーションを作るための「100年アニメプロジェクト」を立ち上げました。創立60年の東映アニメーションの歴史の中で、企画を広く公募するのはこれが初の試みとなります。

100年アニメプロジェクト
https://toeianim-100p.jp/

募集コースはAの「だれでもアニメ」コース、Bの「プロでもアニメ」コース、Cの「みんなでリメイク」コース、Dのクリエイター＆制作プロデューサー募集コースの4つ。

AコースとBコースは、いずれも「企画書」と「シナリオ・動画・ノベル・マンガのいずれか1つ」を提出する形。大賞受賞企画には賞金100万円、優秀賞には賞金50万円、奨励賞には賞金30万円が贈られ、大賞作品はアニメ化されTV放送・ウェブ配信・劇場公開など幅広い展開が予定されています。

なお、Aコースはこれまでにマンガやアニメを制作したことがない人でも応募しやすいように、必要な資料の分量がBコースより少なめに設定されており、完成度の高さよりもアイデアの斬新さなどが問われることになります。一方、Bコースでは、ただちにアニメ製作を進められるような高い完成度が求められます。

Cコースは「一休さん」をリメイクするためのアイデアを募集するもので、こちらも大賞受賞企画には賞金100万円、優秀賞には賞金50万円、奨励賞には賞金30万円が贈られます。大賞作品はアニメ化され、ウェブ配信などの展開が予定されています。

Dコースのみ、作品企画ではなく人材募集で、募集業務は「製作プロデューサー」「演出」「アニメーター」「美術デザイナー(背景員)」の4つ。作品・プロジェクト単位の業務委託契約となっています。

募集期間はA・B・Cコースが2019年6月6日(木)から2019年9月30日(月)15時まで、Dコースが2019年7月1日(月)から8月31日(月)当日消印有効となっています。