「東映まんがまつり」29年ぶりの復活が決定、「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」「うちの3姉妹」「りさいくるずー」の4本立て
子ども向け映画を複数本まとめて上映していた「東映まんがまつり」が2019年春、29年ぶりに復活することが発表されました。ラインナップは「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」「うちの3姉妹」「りさいくるずー」の4本立てです。
東映まんがまつり
http://www.toei-mangamatsuri.jp/
©2019東映まんがまつり製作委員会
「東映まんがまつり」は1967年(昭和42年)から東映が行っていた、子ども向けに複数本の映画をまとめて上映する企画。上映作品には「マジンガーZ」や「キン肉マン」「ドラゴンボール」といったアニメ作品、スーパー戦隊・仮面ライダー・メタルヒーローの特撮作品がありましたが、実写作品がなくなったため1990年3月に「東映アニメまつり」に改称、1990年7月からは「東映アニメフェア」に移行しました。まとめてアニメ映画を上映していた企画としては17年ぶり、「東映まんがまつり」の名称では29年ぶりの復活となります。
今回、復活にあたって、東映アニメーションの浅間陽介プロデューサーは以下のようなコメントを寄せています。
いま本当に子ども向けのアニメ映画って少ないんじゃないかな、と感じることが多くなりました。今回、1960~80年代にかけて親しまれた「東映まんがまつり」の呼称を復活させた理由としては、本当の子ども向けの映画を、映画館という空間で子どもたちみんなで楽しんでいただきたいという気持ちからです。いろんな作品の詰まった玉手箱のような「東映まんがまつり」を、是非ゴールデンウィークにお楽しみいただければと思います。
作品は以下の4つ。
◆おしりたんてい
©2019東映まんがまつり製作委員会©トロル・ポプラ社/おしりたんてい製作委員会
おしりのような見た目ながら推理はエクセレントな名探偵「おしりたんてい」が事件をププっと解決していく人気児童書が原作。NHKでアニメ化されていて、2018年12月からレギュラー放送がスタートしました。
◆爆釣バーハンター
©2019東映まんがまつり製作委員会©鈴木サバ缶/小学館・爆釣団・テレビ東京
釣りへの情熱と才能だけは誰にも負けない少年・トッタが、父の墓から手に入れた「バーロッド」を手に、バーコードの海の大物を釣り上げるべく「爆釣(ばくつり)」に挑む作品。バンダイ・小学館・東映アニメーションの共同プロジェクトで、テレビ東京系でテレビアニメを放送中。
◆うちの3姉妹
©2019東映まんがまつり製作委員会©松本ぷりっつ/主婦の友社
おかしくてキュートな3姉妹フー・スー・チーの「おっぺけぺーな日常」と母からの愛のあるツッコミを描いたエッセイブログが原作。2008年春から2010年秋にかけてテレビアニメ化されているので、約9年ぶりの復活となります。
◆りさいくるずー
©2019東映まんがまつり製作委員会©coyote
ダンボールで作られた探検家コンビのヤマオリとタニオリが、ダンボール神殿に眠る伝説の宝物を目指して、ダンボールの星で冒険を繰り広げる物語。「自分で作ったダンボール工作が動いたら」という子どもの夢をかなえるアニメです。
「東映まんがまつり」は2019年4月26日(金)に全国ロードショーです。
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