「最高」と評価されたAndroidアプリ9種類をGoogle Play Awardが発表、パズルゲームからデザイン作成アプリまで
Googleの年次開発者会議「Google I/O 2019」の1日目である2019年5月8日(水)に、アプリの背後に存在する優れた開発者をたたえる「Google Play Award」が開催されました。Google Playで扱うアプリを9つのカテゴリにわけ、各カテゴリで最も傑出したアプリを発表しています。
From puzzles to poster-making: 2019’s Google Play Award winners
https://blog.google/products/google-play/2019s-google-play-award-winners/
The 2019 #GooglePlay Awards at #io19 have just wrapped up, celebrating top #Android apps and games across 9 categories.
— Google Play Apps & Games (@GooglePlayDev) 2019年5月7日
???? Please join us in congratulating this year’s amazing winners → https://t.co/aeW8CChrCc pic.twitter.com/DsZcX1gnSq
◆傑出したウェルビーイングのアプリ/Woebot
Woebotは認知行動療法を使ったAIで、ユーザーはチャットボットと日常会話を行うことで精神の健康状態を管理することが可能。スタンフォード大学の心理学者とAIのエキスパートが開発を行っており、臨床試験では2週間でうつの症状が改善されることが示されています。
Woebot: Your Self-Care Expert - Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.woebot
◆最もアクセシビリティを提供するアプリ/Envision AI
Envision AIは視覚障害者を支援するためのアプリ。たとえば座っている女性の写真を撮ると、「女性がカメラに向かってほほえんでいます」とういうように音声で状況を説明してくれるほか、文章を撮影すれば書いてあることを読み上げてくれ、建物の名前や番地なども読み上げてくれるので、目が不自由な人の生活の質を劇的に向上させることができます。
Envision AI - Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.letsenvision.envisionai
◆最も社会的インパクトを与えたアプリ/Wisdo
悩みや不安、健康に関することなどの共有に特化したSNSアプリがWisdoです。自分の個人的な経験を公開し、自分と似たような経験を持つ人とつながり、互いを支援することが可能。うつや不安、子育て、養子縁組などさまざまなテーマに特化したコミュニティに参加できます。
Wisdo - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wisdo.android.wisdo
◆最も美しいゲーム/SHADOWGUN LEGENDS
FPS型のMMORPGであるSHADOWGUN LEGENDSは、SHADOWGUNシリーズ3作目にあたります。その芸術性とユニークなビジュアルエフェクトが評価されました。
SHADOWGUN LEGENDS - オンラインシューターFPS ! - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.madfingergames.legends
◆最高のリビング体験/Neverthink
Neverthinkはオンラインビデオ体験を提供するアプリ。YouTubeのムービー45チャンネル以上を登録し、「笑える」「何かを学ぶ」といったざっくりしたカテゴリから気晴らしのムービーを見ることが可能。家で「食べながら」「運動しながら」見ることが可能なリフレッシュのお供として使えます。
Neverthink: Handpicked videos - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.neverthink
◆最も独創的なアプリ/Tick Tock
Tick Tock: A Tale for Twoは、2人のプレイヤーが2つのスマートフォンやNintendo Switchの画面を駆使して協力してパズルを解いていくゲーム。ダークファンタジーのような独特の世界観も魅力で、新しいテクノロジーを利用した点などが評価されました。
Tick Tock: A Tale for Two - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.OtherTales.TickTock
◆数十億の経験を生み出した傑出したビルド/Canva
フライヤー、ポスター、名刺などを、デザイナーが作成した6万種以上のテンプレートと100万点以上の写真から簡単に作ることができるアプリ。パフォーマンスはもちろんのこと、それぞれの国へのローカライズが巧みで、幅広く利用されることになりました。
Canva -ポスター、チラシ、フライヤー、名刺やお礼状を簡単に作成できるグラフィックデザインアプリ - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.canva.editor
◆最も画期的なアプリ/SLOWLY
世界各国の人とまったり文通できるという、デジタルなのにアナログ要素を感じられるアプリがSLOWLYです。メッセージを送ってから届くまでに、ユーザーのいる場所にあわせて手紙のようなタイムラグが発生するというユニークな仕様が特徴で、優れたデザインやユーザーエクスペリエンス、そして成長率の高さが評価されています。
SLOWLY - Connect to the World! - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.slowlyapp&e=-EnableAppDetailsPageRedesign
◆最も画期的なゲーム/MARVEL ストライクフォース
マーベルのスーパーヒーローとヴィランたちが手を組んで暴れまくる「MARVEL ストライクフォース」が最も画期的なゲームに選ばれました。これも全体的な優れたデザインやユーザーエクスペリエンス、エンゲージメントなどが評価されています。
MARVEL ストライクフォース - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.foxnextgames.m3
・関連記事
プレイするだけで投薬並みに集中力が高まるゲーム「Decoder」をケンブリッジ大学が開発 - GIGAZINE
Google Playストアのアプリに紛れてマルウェアを仕込むアプリ20種の存在が発覚、2016年に荒稼ぎしたマルウェア「HummingBad」の再来 - GIGAZINE
Google謹製の子ども用スマホを完全に支配下における親向けアプリ「ファミリー リンク」を使ってみました - GIGAZINE
Google Play上のアンチウイルスアプリの3分の2はまともに動作していない - GIGAZINE
家電や家具のサイズをARで部屋に表示して実際にサイズ確認できる超絶便利な「ARで見る」レビュー - GIGAZINE
・関連コンテンツ