お手頃価格なのにワイキキのど真ん中でリノベしたばかりの居心地最高なキッチン付きホテル「ポリネシアン レジデンス」レビュー
滞在費がかさんでしまうハワイでは、何かを得るには何かを捨てる必要があり、居心地のよいホテルに泊まるには「コスト」、安宿だと「アクセス」「安心感」などをあきらめざるを得ないという、トレードオフの関係にあります。2人で1万円台のホテルは軒並み古さや清潔感という点で厳しく評価される傾向があるなか、2018年にリノベーションしたばかりで設備がよく、ワイキキのど真ん中にあってアクセス最高、かつWi-Fi無料で簡易キッチンもついているという「ポリネシア・レジデンス」に泊まってみました。
Waikiki's Newest Boutique Hotel | Polynesian Residences
https://www.polynesianresidences.com/
「ポリネシアン プラザ ホテル」とも呼ばれる「ポリネシア・レジデンス」はワイキキのど真ん中、Eggs ’n Thingsサラトガ通り店のすぐ近くにあります。
お店が立ち並ぶにぎやかな街中にある……
この建物がポリネシア・レジデンス。1階にはショップが入っており、2階より上の階が客室となっています。
ホテル入口はお店とお店に挟まれて、うっかりすると見逃してしまいそうでした。
中に入ると……
こぢんまりしているものの、受付は小ぎれいでおしゃれな雰囲気。ホテルスタッフの女性もとても丁寧な対応でした。
ロビーはこんな感じ。
テーブルもあり、宿泊客であればWi-Fiも利用でき、無料のお水などもあるのでここで作業も可能。
ロビーの隣がプールになっており、街中の騒々しさを全く感じさせない、静かで落ち着いた空間となっていました。
「静かな部屋で」とリクエストしたところ今回は5階の部屋に案内されました。部屋はカードキータイプで、部屋に向かうまでのエレベーターもカードキーで動くタイプなので、セキュリティもしっかりしています。
ということで入室。
部屋の様子は以下のムービーから見ることができます。
アクセス抜群・キッチン付きで居心地最高なホテル「ポリネシアン レジデンス」 - YouTube
今回宿泊したのはキングサイズのベッドが1つある部屋。
ベッドのとなりにはリラックスできそうなソファがあり……
ベッドの向かいには液晶テレビとデスクが並んでいます。
テレビの下にはセキュリティーボックスと冷蔵庫。
冷蔵庫は飲み物や食べ物が詰まっているタイプではなくて、空のものなので、外で食べ物を調達したい人にはうれしいところ。右上に冷凍スペースもありました。
テレビの隣には荷物置きが置かれていました。
デスクはこんな感じ。イスもキャスター付き&ゆったり座れるタイプなので、PCなどで作業するのにもってこいです。
また、USBポートやコンセントが複数あったのもポイント高し。
カメラやスマートフォン、電子機器をたくさん持っている人でもスムーズに充電ができます。
さらに、デスクの下にもコンセント。
なお、部屋のカードキーと一緒にWi-Fiのパスワードをゲット。無料Wi-Fiの速度は下り26Mbpsだったので、作業もさくさく進めることができました。
窓側からベッドを振り向くとこんな感じ。
簡易キッチン付きの部屋にしたところ、電子レンジとコーヒーメーカーがついてきました。
コーヒーメーカーはキューリグのもの。コーヒーのカプセルが4つ用意されていて、これは無料でしたが、隣にあるフィジーウォーターは1本4ドル(約450円)。ホテルから歩いて30秒の距離にセブン―イレブンもあるので、お水などはそこで購入すればOKです。
引き出しの中にはカップが2つ。お皿やカトラリー類はないので、「簡易キッチン」というよりも「電子レンジ付きの部屋」と言った方がよさげ。
キッチンカウンター下の棚にも何も入っておらず……
クローゼットの引き出しも空っぽでした。
バスルームはこんな感じ。
トイレはウォシュレット付き。
バスタブはなくシャワーのみの部屋ですが……
洗面台は広々です。
水道まわりにはシャンプー・リンス・ボディウォッシュ・ボディクリーム・手洗い用せっけんが並んでいましたが、歯磨きセットはなし。
2人用の部屋なので、タオルやバスタオルは2セットずつ用意されていました。
ホテル周囲にレストラン・コンビニ・スーパー・ショップなどが立ち並び、にぎやかな環境なのですがホテル内は非常に静かで落ち着きがありました。4月というオフシーズンの宿泊で1部屋2人で1万4000円、そこに現地で支払うリゾートフィーが20ドル(約2200円)加わって1人あたりの宿泊費は1泊8000円ほど。ゆったりとしたリゾート感を味わいたい人はもちろんのこと、現地でPC作業をしたい人にも持ってこいの居心地の良さで、非常に使い勝手によいホテルとなっていました。
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