TumblrアプリがApp Storeから消えたのは児童ポルノコンテンツが紛れ込んでいたからと判明

ミニブログサービス「Tumblr」のiOS向けアプリがApp Storeから姿を消していた問題の原因が、同プラットフォーム上で児童ポルノ画像が取り扱われていたためであることが明らかにされました。Tumblrは画像が公開されていた理由について「自動でフィルタリングする業界標準のデータベースに、問題となった児童ポルノ画像が含まれていなかったため」と説明しています。

November 16, 2018: Issues with the iOS app – Help Center
https://tumblr.zendesk.com/hc/en-us/articles/360012260613-November-16-2018-Issues-with-the-iOS-app

Tumblr was removed from Apple’s App Store over child pornography issues - The Verge
https://www.theverge.com/2018/11/20/18104366/tumblr-ios-app-child-pornography-removed-from-app-store

TumblrアプリがApp Storeから姿を消していたことが明らかになってきたのは、2018年11月第3週目のこと。当初から「不適切なコンテンツが原因か」とささやかれて来ましたが、その中身は児童ポルノ関連コンテンツだったことが明らかにされました。

TumblrのiOSアプリがApp Store上から消える、不適切なコンテンツが原因か - GIGAZINE

Tumblrは公式ブログでこの件に関する情報を公開し、随時更新中。現地時間の11月19日19時45分に更新された内容によると、Tumblrではユーザーからアップロードされたデータを性的な児童虐待画像の業界標準データベースと照合して、該当するものはプラットフォームから排除する仕組みを取り入れていたものの、このデータベースに含まれていなかった画像が公開されていたことが定期監査で見つかったことによりアプリの配信停止という措置を受けたとしています。

Tumblrはこの件の発覚後、即座に違法なコンテンツを削除したとのことですが、アプリの配信再開までの見通しは全く立っていない状況のようです。