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成年向けコンテンツを全面禁止にしたTumblrが今度は規制緩和の姿勢を見せている

by Scott Beale

児童ポルノコンテンツによるApp Storeでの取り扱い停止をきっかけに、ミニブログサービスのTumblrは利用規約を変更して成年向けコンテンツを全面的に禁止しました。しかし、その後わずか2カ月でユーザーの訪問数が1億5000万も減ったことが判明。そんなTumblrが成年向けコンテンツの規制を緩和する動きを見せています。

Tumblr Staff — Introducing: Community Labels As you know, art and...
https://staff.tumblr.com/post/696482214233440256/introducing-community-labels-as-you-know-art-and

Tumblr adds new filters and hints at looser moderation rules - The Verge
https://www.theverge.com/2022/9/27/23374892/tumblr-automattic-porn-ban-adult-content-policy-potential-change-community-labels-tagging

事の発端は、2018年11月にTumblrのiOSアプリがAppleのApp Store上から突如姿を消したことでした。これは、Tumblrで成年向けコンテンツを掲載するブログが多く存在していたため、App Storeの規約違反と見なされたとされています。

TumblrのiOSアプリがApp Store上から消える、不適切なコンテンツが原因か - GIGAZINE


そして2018年12月に、Tumbleは成年向けコンテンツの投稿を完全に禁止すると発表しました。

Tumblrがアダルトコンテンツの禁止を発表 - GIGAZINE


しかし、2022年9月27日にTumblrの公式ブログは「コミュニティラベル」と呼ばれる新しいフィルタリング機能を追加すると発表しました。Tumblrはこのコミュニティラベルの導入にあたり、「薬物中毒やアルコール中毒」、「年齢制限のある映画で見るような暴力」、「エロティックな文章や画像を含む性的なテーマ」という3つのカテゴリーについて、該当する内容の文章や画像にタグを付けるようにユーザーへ求めました。

このコミュニティラベルを利用した投稿には「mature」というラベルが追加され、閲覧者のコンテンツ設定に応じてぼかされるか、あるいは完全に非表示にされます。また、18歳未満のユーザーに対しても非表示になるほか、フィルタリング自体はオプトアウト式なので、コンテンツを見たい場合は手動で設定を変更する必要があるとのこと。


Tumblrの親会社でWordPressの運営会社でもあるAutomatticのマット・マレンウェッグCEOは、コミュニティラベルはTumblrプロジェクトの最初のステップだと述べています。マレンウェッグCEOは「私たちはまだTumblrの公式コンテンツポリシーを更新していませんが、近い内にWordPressのポリシーと一致させたいと考えています」と述べています。

IT系ニュースサイトのThe Vergeによると、マレンウェッグCEOは2022年3月に「Tumblrはポルノのための場所ではありませんが、サイトのルールを多少オープンにしたいと考えています。アーティストはサイト上でもっと自由であるべきです」と述べていたとのこと。そのため、このコミュニティラベルの採用は2018年に実施された成年向けコンテンツの全面禁止を覆すものになる可能性はあります。ただし、今回はあくまでも性的な内容が許されるというだけであり、「性的に露骨な行為の描写」の禁止がどこまで解除されるかは不透明なままです。

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in ネットサービス, Posted by log1i_yk

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