叫ぶニワトリのおもちゃでクラシックの名曲を見事に演奏するムービーが700万回以上再生されて話題に
腹部をぐっと押し込むとけたたましく叫ぶニワトリのおもちゃ「びっくりチキン(Shouting Chicken)」を使ってヨハン・パッヘルベルの「カノン」を演奏するムービーが、記事作成時点で再生数730万回を超えるほど話題となっています。演奏しているのは、クラシック音楽を題材にさまざまなジョークムービーをアップしている「TwoSet Violin」のエディ・チェン氏です。
Pachelbel's Canon in C(hicken) pic.twitter.com/YlPczVYLQQ
— TwoSet Violin (@TwoSetViolin) 2018年7月15日
真剣なまなざしでびっくりチキンのおなかを押すチェン氏。「アー!」という声で旋律を奏でています。
やがて2パートに増えて……
3パートに増えます。びっくりチキンの緊張感に欠ける鳴き声でも、音程が正しく重なることでしっかりとハーモニーを作り上げているのには驚きです。
低音パートも加わって、4パート編成に進化。
細かい音符の動きは細かくチキンの腹を連打することで再現。最後まで真剣なまなざしで演奏を続ける姿はまさしくプロの音楽家のものでした。
TwoSet Violinは他にもクラシックの名曲をびっくりチキンで演奏したムービーを、Twitterだけではなく自身のYouTubeチャンネルでも公開していました。
例えば、以下のムービーでは、グスタフ・マーラーの交響曲第5番第1楽章冒頭のトランペットのソロ部分を再現しています。本来は葬送行進曲風で緊張感のあるファンファーレですが、チキンの叫び声で奏でられるとどうにも間が抜けたような雰囲気が漂います。
Mahler 5 Chicken Solo - YouTube
また、以下のムービーはバイオリンとのデュエットで、ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」を演奏しています。美しいバイオリンの旋律に合わせて、びっくりチキンが気の抜けたあいづちを打つ様子は必聴。
J. Strauss - The Blue Danube Waltz (Chicken Version) - YouTube
なお、普段はジョークムービーや音楽家あるあるムービーを公開しているTwoSet Violinですが、エディ・チェン氏とブレット・ヤン氏の2人ともプロの楽団に身を置くバイオリニストで、コンサートマスターを務めた経験もあるほどの腕前の持ち主。二人の真面目な演奏は以下のムービーで見ることができます。
Classical Violin vs Pop Violin - YouTube
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