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Googleニュースが大リニューアル、AIがニュースを時系列順にまとめてユーザーに合わせてピックアップ


Googleは2018年5月9日(日本時間)に行われたGoogle I/O 2018の中で、独自のニュースアグリゲーションサービスであるGoogleニュースを一新すると発表しました。新しいGoogleニュースは、今までのPC・スマートフォン向けのGoogle PlayニューススタンドとスマートフォンのGoogleニュースと天気アプリを統合した位置づけになっており、AIによってユーザーの好みに合ったニュースをピックアップしてくれるようになるとのことです。

The new Google News: AI meets human intelligence
https://www.blog.google/products/news/new-google-news-ai-meets-human-intelligence/


Googleニュースがどのような進化を遂げているのかについては、Googleが公開している以下のムービーを見るとよく分かります。

Introducing the new Google News - YouTube


World Wide Webが開始されてからおよそ30年近くが経過し、20億近くのウェブサイトが作成されました。今や多くの情報が、文章やムービーなどで毎分ごとにオンライン上で公開されていきます。


大量に存在する記事の中には、受賞経験のある報道記者・地方特派員・洞察力のあるブロガーなどによる優れた記事もありますが、多すぎる記事に埋もれてしまい、気づかれにくい状況です。


「人工知能(AI)で全ての人の悩みを解決しよう」というテーマの下に、Googleはこれまで提供していたニュースアグリケーションサービスのGoogleニュースを一新すると発表しました。


ウェブ上に公開されている全てのコンテンツ・記事・ムービーなどをAIが捕捉し……


ニュースに関係する人物・場所・物事を理解した上で、各ニュースを時系列順にまとめたストーリーラインを作成します。


また、ユーザーごとにお気に入りのウェブサイトやよく読むニュースの傾向を把握し、ユーザーが興味を持つであろうトピックの動向や重要性の高いニュースのストーリーラインを5つピックアップしてくれます。Googleニュースを利用するほど、このピックアップの精度は向上していきます。


新しいGoogleニュースでは、YouTubeやウェブ上の画像・ムービーを用いた「newscasts」という独自のビジュアル形式によって、ユーザーがニュースのストーリーラインにアクセスしやすいようにデザインされているとのこと。


そしてニュースのストーリーラインをより深く追いかけたい場合は、「フルカバレッジ」機能を利用します。


フルカバレッジは1つのニュースについてさまざまな情報をまとめたものです。


新聞・雑誌・ブログメディアが公開する記事の他に関連するムービーもまとめられます。


タイムラインではさまざまなソースは時系列順に並べられているため、気になるニュースの状況がどのように変化しているか、またどの記事が1次的なソースなのかがすぐに分かるようになっています。


記事やムービーだけでなく、各メディアによる解説・分析・意見文にもアクセスすることが可能とのこと。


Googleによると、「生産的な会話や議論をするためには誰もが同じ情報にアクセスする必要がある」という理由で、フルカバレッジの内容はユーザーの好みに関係なく世界共通になっているそうです。


新しいGoogleニュースでは1000を超える雑誌や新聞にアクセスでき、お気に入りのメディアがあれば、Googleアカウントに紐付けて個々に登録することも可能です。また、Googleアカウントにクレジットカードを登録しておけば、各メディアが提供している有料コンテンツにも簡単にアクセスできるようになるとのことで、面倒なメールアドレス認証や支払い手続きが簡略化されます。


新しいGoogleニュースは2018年5月8日からアメリカで開始され、5月15日までに127カ国のAndroid端末・iOS端末・ウェブ上で利用が可能になると発表されています。

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in ネットサービス,   動画, Posted by log1i_yk