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Twitterが自動投稿ボットを規制、フォロワーが急減するユーザーも登場


Twitterが同一内容のツイートを自動投稿する「ボット」プログラムの本格規制を始めました。すでにボットアカウントの凍結が始まっており、1000人単位でフォロワーが消えたという報告も上がっています。

Automation and the use of multiple accounts
https://blog.twitter.com/developer/en_us/topics/tips/2018/automation-and-the-use-of-multiple-accounts.html

Twitterは2018年2月21日にTwitterのルール改正について発表しました。主な内容は、同一内容の投稿を複数アカウントから投稿することを禁じるというもの。Twitterは複数アカウントを使い分けること自体は禁止していませんが、同一内容をツイートしたりリツイートしたりして、複数アカウントで拡散させるような行為を禁止します。これは、2016年のアメリカ大統領選挙でロシア企業が組織的に大量のTweetボットを駆使して政治的なツイートを放ちまくったことで、アメリカ国民の世論を分断させ投票行動に影響を与えたという問題が背景にあるようです。


具体的な規制の内容は、以下の通り。

・同一または実質的に同じコンテンツ(内容)を複数のアカウントでつぶやくことは禁止。同一内容ツイートは同時投稿だけでなく、スケジュール投稿も含めて禁止。
・同一内容のツイートをする代わりに、特定のツイートをリツイート、いいね、フォローする行為も禁止。
・ただし、地震、津波など災害に関する緊急情報については、公的なツイートサービスのツイートは規制の対象外とする。

2018年1月時点でTwitter公式アプリの「TweetDeck」とTwitter APIの変更が通知されていましたが、TweetDeckユーザーは、ツイート、リツイート、いいね、フォローなどのアクションを複数のアカウントで選択できなくなります。また、サードパーティアプリも同様で、2018年3月23日までに複数アカウントの使い分け禁止ルールへの対応を義務づけられます。なお、ルール違反に対してはアカウント停止などの処置がとられる予定です。

Twitterが同一ツイート対策に本格的に乗り出したわけですが、人間ではないボットのツイートについても規制を強化し始めています。政治的偏向のあるボットが削除されたおかげで、フォロワーが激減したというユーザーが続出しています。

Conservatives outraged by #TwitterLockout
https://www.cnet.com/news/conservative-twitter-outraged-russian-bots-follower-purge/

オルタナ右翼サイトのAltRight.comで共同著者を務めるRichard Spencer氏は、数時間で1000人近いフォロワーを失ったとのこと。


ただし、ボットでないのに規制を受けたととばっちりを主張する人も。Twitterにアカウントのロックを受けたことを示すハッシュタグ「#TwitterLockOut」が登場しています。


Twitterに人間である事の証明を求められたというこの人は、人間だけをフォローバックしてきたはずなのに3000人ものフォロワーを失ったとつぶやいています。

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