Googleが「検索結果にバイアスがある」としてインドで23億円の罰金を科される
by Matt Montagne
インドの「公正取引委員会」にあたるインド競争委員会が、オンライン検索市場で独占的な支配力を濫用しているとして、Googleに対して13億5860万ルピー(約22億9000万円)の罰金を科しました。
Competition Commission of India fines Google for abusing dominant position
https://in.reuters.com/article/india-google-antitrust/competition-commission-of-india-fines-google-for-abusing-dominant-position-idINKBN1FS29Z
Google anti-trust: India comes down on flight searches results - Quartz
https://qz.com/1202551/google-anti-trust-india-comes-down-on-flight-searches-results/
この罰金は、Googleがオンライン検索とオンライン検索広告市場における支配力を濫用しているという、2012年にMatrimony.com、およびConsumer Unity & Trust Societyから報告された内容に基づいて科されたもの。
具体的には、Google検索で航路を検索した際の結果が一例として取り上げられています。現在、Google検索では「羽田 新千歳」のように「航路を検索しようとした」と推測できる内容の検索が行われた際……
自動的に候補となるフライトの内容を表示してくれます。
しかし、この誘導はユーザーの立場からみて結果の選択肢を奪うものであり、また、インドの旅行検索サイトが不当に検索結果から押しやられるもので、検索結果に不当にバイアスがかかっている、というわけです。
インド競争委員会では賛成意見4・反対意見2で、Googleに対して13億5860万ルピー(約22億9000万円)の罰金を科すことを決定したとのことです。
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in メモ, ネットサービス, Posted by logc_nt
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