「薄切り秋鮭と子持ちの帆立のソテー」「牡蠣のクリームコロッケ」などロイヤルホスト「美味しさをありがとう日本 海の幸めぐり」試食会レポート
2016年9月6日(火)から全国のロイヤルホストで、北海道や三陸、九州などからの海の幸を勢ぞろいさせたフェア「美味しさをありがとう日本 海の幸めぐり」が始まります。日本の食材を洋食メニューで存分に味わうことをコンセプトにしたロイヤルホスト「Good Japan」シリーズの第7弾となる新たな特別メニューを一足先に食べられる機会があったので、どんなメニューなのか試食会へ行ってきました。
美味しさには、人があつまる「Good JAPAN」第7弾『美味しさをありがとう日本 海の幸めぐり』北海道・三陸・九州など日本各地の海の幸をロイヤルホストの洋食で~9月6日(火)から全国のロイヤルホストでスタート~
(PDF)http://www.royalhost.jp/news/images/3da6c457e73c9ddb13faedfcb19718aa_1.pdf
ズラッと並べられた「美味しさをありがとう日本 海の幸めぐり」のメニューの数々。今回のメニューは、日本各地の海の幸をベースにロイヤルホスト流の洋食スタイルで仕上げたというもので、旬の食材にシェフがひと手間かけた料理を味わうことができそうです。
また、同日からは旬の果物「いちじく」を使った季節限定デザートの提供も開始されます。ここからは各メニューを詳細にレポートしていきます。
◆国産ロメインレタスの"海(シー)"ザーサラダ(税込価格486円)
肉厚でシャキッとした歯ごたえが楽しめるという、国産のロメインレタスを使ったサラダ。
「海鮮メニューなのにサラダ?」と思ってしまいそうなサラダには、西京味噌や仙台味噌、アワビの肝醤油などを使った「"海"(シー)ザードレッシング」が使われています。また、仕上げにはボラやマグロの卵巣を塩漬けにして乾燥させた珍味「ボッタルガ」がちりばめられているところも海鮮を感じさせる一因です。
みそをふんだんに和えたドレッシングとのことで、どんな仕上がりになっているのか興味津々で食べてみると、みそのコクあふれる風味が程よく感じられるドレッシングに仕上がっていました。また、みそならではの力強い味わいにもなっており、シャキッとしたロメインレタスの食感を引き立てるいい感じのアクセントになっています。
このメニューで使われているロメインレタスは、新鮮さを守るために日本各地の生産者から仕入れが行われており、常に新しい食材が届くよう本部からの一括手配でお店に毎日届けられるようになっているとのこと。お店では、玉の状態で届けられたロメインレタスを毎朝カットして、氷水にさらして食感をベストな状態にする仕込みが行われているそうです。
仕込みのひと手間のおかげか、「シャキッ」と耳に聞こえるほどのロメインレタスの食感が実にみずみずしく、海ザードレッシングのコクのある風味とのマッチングを楽しめるサラダとなっていました。
◆秋鮭といくらのピラフ膳 (税込価格2138円)
和テイストのピラフとして仕上げられたというこの一品は、秋鮭と最高級「3特」クラスのイクラを使ったピラフと牡蠣のクリームコロッケ、そして岩もずく、布海苔(ふのり)、秋鮭、じゃがいもなどが入りバターが香る「石狩鍋」をイメージしたみそ汁を一緒に味わえるというメニュー。
このピラフをはじめとして、今回使われている鮭は、東北・北海道沿岸に戻ってきた「秋鮭」(または「秋味」)が使われているとのことです。
◆薄切り秋鮭と子持ち帆立のソテー~ヴェルモットソース~(税込価格1598円)
その秋鮭をバターソテーにして、ほうれん草やジャンボマッシュルーム、子持ち帆立、そして「3特」のイクラを添え、ヴェルモットと酒と魚の出汁「フュメ・ド・ポワソン」で作るヴェルモットソースを使ったメニューがコレ。平らなパスタ「フェトチーネ」が添えられています。
最高級「3特」というイクラは、川に遡上する前の、三陸沖で水揚げされる鮭からとられるものとのこと。大きさは小ぶりですが、3特のうまさは大きさとはまったく関係ないことをこのあと実感することに。
イクラの楽しみといえば「プチプチした食感」を思い浮かべる人も多そうですが、このイクラには弾ける食感はあまりありません。その代わり、口に入れた瞬間に「ふわっ」と溶けてなくなり、イクラのうまみがあふれ出してくる凝縮したうまさのインパクトに「おおっ」と思わず口走ってしまいます。鶏卵の黄身だけを口に入れた時のような濃厚さが、イクラの風味で口に広がって「はぁ……いま、いいイクラを食べてるんだ……」と実感できる一品となっていました。
バターソテーすることで秋鮭の旨みがさらに引き立てられており、実のしっかりつまった秋鮭は食べ応えが満点。
うまさは秋鮭、イクラだけでなく、直径5cmはあろうかという大ぶりの子持ち帆立でも楽しむことができます。
女性だとひと口でほおばるのをためらってしまうほど大きな帆立は、肉厚もかなりのもの。まさに「海の幸」を存分に味わえるメニューになっています。
しっかりとソテーされたジャンボマッシュルームからあふれ出るうまみも格別。バター風味のジャンボマッシュルームにイクラをのせて食べると、いろんなうまみが一気に襲ってきてもうたまらない瞬間。
フェトチーネにほんのり酸味のあるヴェルモットソースをしっかり絡め、イクラやほうれん草、トマトなどと一緒に味わうのもかなりグッド。他のファミリーレストランに比べて少々お値段は張りますが、この味わいこそがロイヤルホストに食べに来る意義を感じさせるところ。
◆漁師風ブイヤベースカレー(税込価格1490円)
同じく秋鮭をつかったカレーメニューが「漁師風ブイヤベースカレー」。
ヤリイカやアサリ、子持ち帆立、そして秋鮭が使われているほか、かくし味で松前漬けが加えられているというこだわりの一品。力強いガーリック風味の「アイオリソース」が添えられているので、お好みでプラスして変化を楽しむこともできます。
カレーに加えられている松前漬けには、数の子の切り干しが入っており、こんなところからも海の幸を感じることができそう。
◆牡蠣のクリームコロッケ(税込価格378円)
グッとリーズナブルな価格で味わえるのが、宮城県石巻市の牡蛎をクリームコロッケにしたこの一品。長さは10cmほどもある、すこし大きめなコロッケです。
牡蠣は石巻市桃浦(もものうら)で水揚げされたものを高圧の蒸気で蒸して、うまみを閉じ込めた状態からクリームコロッケに仕上げたということ。中から牡蠣の風味がどばっと押し寄せてきます。
牡蠣のうまみに加え、肉厚の衣の滑らかな食感もうまさを引き立てるよう。細かく挽いたパン粉を2重に付けてコロッケにしているとのことで、しっかりした衣の食べ応えにも満足してしまえそうです。
ロイヤルホストの各お店では、届いた状態の蒸し牡蠣(右)を調理してクリーム状にして成型し(左)、衣を付けて揚げているとのこと。冷凍などではない新鮮さがここでも守られているというわけです。
◆ハンバーグ&牡蠣のクリームコロッケと子持ち帆立フライ(税込価格1382円)
こんな牡蠣のクリームコロッケを、ロイヤルホストの定番メニューであるハンバーグと合わせたメニューもあります。ハンバーグと牡蛎クリームコロッケ、そして子持ち帆立のフライを一気に味わえる一品。
◆スパークリングワイン(白・赤)(ハーフボトル:税込価格1166円)
しっかり味わえる海の幸ということで、スパークリングワインがよく合います。
◆海老と帆立のあつあつグリル~温野菜添え~
今回は用意されていなかったのですが、海老と帆立を使ったグリルメニューも登場します。帆立と海老、温野菜を醤油ベースのソースで仕上げたメニューとのこと。
◆いちじくのパフェ(税込価格950円)
食後のデザートとして、いちじくを使った新メニューが登場しています。こちらは、ぶどうゼリーやホイップクリーム、バニラアイス、カシスアイス、ヨーグルトなどの上に、さらにマスカルポーネチーズのアイスといちじくを盛り付けたという贅沢なパフェ。今回は食べることができませんでしたが、次々と変化する味わいを楽しむことができそう。
◆大人のいちじく&ティラミス
ボリューム満点のパフェのほかにも、ワイングラスでパフェを再現した大人のパフェも用意されています。下から、塩キャラメルテイストのカルーアが香るコーヒーシロップをしみこませたスポンジ、マスカルポーネチーズのアイス、キャンディングコートしたクルミ、甘酸っぱいサワーチェリーを重ね、いちじくをトッピングしたというパフェとなっています。
マスカルポーネチーズのアイスと、みずみずしいいちじくの味わいがとても爽やか。甘いデザートは苦手、という人にも楽しめそうな、まさに大人のデザート仕立てとなっています。
◆いちじく&チーズプリンのプレート(税込価格702円)
クリームチーズとマスカルポーネチーズをベースにしたというプリンに、白ねりごま風味の「ごま蜜ソース」と、ごまをまぜた焼き菓子「チュイール」を和えたデザートプレートもラインナップしています。「洋風のデザートにごま!?」と思ってしまいそうな組み合わせですが、アイスとゴマの香ばしい風味が楽しめる仕上がりになっているそうです。
秋の海の幸と山の幸を味わえるメニューは、2016年9月6日から11月下旬までの期間限定メニュー。旬のものはやはり旬に食べるのが一番おいしいので、おいしく味わえるうちに1度食べに行っておくとよさそうです。
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