「ポケモンGO(Pokémon GO)のサーバーをダウンさせる」とハッカー集団が予告、丸1日Pokemon GOがプレイできない可能性も

By iphonedigital

データ転送量が余りにも多すぎるとして米国下院エネルギー商業委員会が警告書を運営元に送付し、(PDF)内容を公開するなど、さまざまな社会現象を巻き起こしているスマートフォン向けゲームの「Pokémon GO」。サービススタート時にはサーバーがダウンしてゲームをプレイできない、ということもあったわけですが、新たに「8月1日にPokémon GOのサーバーをダウンさせる」と予告するハッカー集団が現れています。

Hackers threaten to take Pokemon Go offline August 1 with massive DDoS attack | The Next Web
http://thenextweb.com/insider/2016/07/19/hackers-threaten-to-take-pokemon-go-offline-august-1-with-massive-ddos-attack/

Pokémon GOのサーバーに対してDDoS攻撃を仕掛け、サーバーをダウンさせると予告しているのはPoodleCorpと名乗るハッカー集団です。

PoodleCorpのリーダーである@xotehpoodleは、「我々はPokémon GOのサーバーをオフラインにする。なぜなら、このゲームはちょうど今人気だからだ。誰も我々を止めることはできない。我々がなぜサーバーをダウンさせるかといえば、それができるからで、誰も我々を止めることはできないからだ。そして、単に我々はカオスを引き起こすことが好きなんだ。我々は8月1日にカオスを引き起こす」とコメントしています。

PoodleCorpのこれまでの手口をみると、基本的に丸一日サーバーをダウンさせるというもので、そうなれば20時間以上にわたってゲームがプレイできないという事態に陥る可能性もあります。PoodleCorpの攻撃は、ハードディスク・レコーダーから専用サーバーに至るまであらゆるデジタル端末60万台以上により構成されている大規模なボットネットを駆使したDDoS攻撃であるとされています。

PoodleCorpのTwitterアカウントでは「#PokemonGo」と「#PoodleCorp」というハッシュタグと共に、「8月1日」とだけ書かれたツイートが投稿されています。

PoodleCorpは7月16日に起きたPokémon GOのサーバーダウンが自分たちの手によるものと宣言しており、YouTuberやLeague of Legendsのサーバーも自分たちのボットネットの一部となっていることを明かしています。

なお、本当にPokémon GOのサーバーがダウンしているかどうかは以下のサイトからチェックできます。

Is Pokemon GO down or not?
http://ispokemongodownornot.com/

Pokemon Go Status
https://pokemongostatus.org/