濃厚チョコのかき氷にフワッと口の中でとろける不思議食感のチーズクリームがのったパブロ「チーズタルトかき氷‐濃厚チョコレート」試食レビュー

焼きたてチーズタルト専門店「PABLO(パブロ)」に、ムースのようなふわふわのチーズクリームを濃厚ソースのかき氷にのせた「チーズタルトかき氷‐贅沢いちご」「チーズタルトかき氷‐ごろごろマンゴー」「チーズタルトかき氷‐濃厚チョコレート」が2016年6月1日(水)から登場しています。果実感のある濃厚な蜜や深い味わいというチョコレートがどんな風にチーズと融合しているのか気になったので、実際にお店で食べてきました。

チーズケーキ革命！焼きたてチーズタルト専門店PABLO(パブロ)
http://www.pablo3.com/news/detail/?seq=152

パブロに到着。

2階のカフェ席に案内されたので、「チーズタルトかき氷‐贅沢いちご」「チーズタルトかき氷‐ごろごろマンゴー」「チーズタルトかき氷‐濃厚チョコレート」の3品を注文します。

注文後、10分ほどすると、まずは「チーズタルトかき氷‐贅沢いちご」が提供されました。

iPhone SEと比べると、高さはこのくらい。かなりこんもりと盛られています。

かき氷の上にはふわふわのチーズクリームが載せられています。これは、食材をムースのような泡状にすることができる「エスプーマ」という調理法を使ってクリームチーズをムースのようなふわふわの食感にしたものとのこと。

……が、氷の溶け方が速く、チーズクリームもお皿の外側に流れ出していました。

お皿のふちにはいちごの果実も発見。

さっそく食べてみると、氷はシャリシャリとしていて、粒は一般的なかき氷と同じ感じ。ふわふわのチーズクリームはほどよい甘さとクリームチーズの酸味が少し感じられます。いちごのシロップに屋台で提供されるような甘ったるさはなく、素材をいかした作りで、やや甘みの少ないさっぱりした仕上がりです。

シロップはたっぷりかけてあるため、氷の中まで浸透しており……

食べ進めると、中の方にジャムのようなものが入っていました。

これは果肉が形のまま残っており、食べるといちごの濃密な甘さとほどよい酸味を感じました。全体的に甘さ控えめのかき氷なので、さっぱりしたい時にちょうどいいかも。

続いて到着したのは「チーズタルトかき氷‐ごろごろマンゴー」

これもお皿のふちにはマンゴー果肉。

チーズクリームとかき氷を一緒に食べると、ふわふわのチーズクリームの上には砕いたタルト生地をシュガーコーティングしたものが散りばめられていて、このままで食べてもスイーツのよう。

マンゴーがもともと甘みの強い果実だということもあって、いちごよりは甘みの強いかき氷になっています。

ふわふわのチーズクリームのほどよい甘さ・酸味がマンゴー果実の風味とあわさってグッド。甘さと酸味のバランスはいちごよりもいい印象です。

なお、かき氷と一緒にクリームチーズも提供されていて、ほんのりとした塩気が口の中をリセットしてくれます。すいかに塩をかける時のような感じで、クリームチーズを食べるとかき氷の甘さがより強く感じられました。

シロップの甘さが強いからか、氷の中に特にジャムらしいものは入っていませんでした。

最後は「チーズタルトかき氷‐濃厚チョコレート」が到着しました。

これはチーズクリームの上にタルトのかけらとチョコレートソースがたっぷり。

とろみのあるソースがたっぷりかかっているので、横から見るともはやかき氷には見えませんでした。

食べてみると、他の2つとは段違いに甘みが強く、チョコレートのソースはかなり濃厚。氷のしゃりしゃりした食感は感じますが、氷にチョコシロップをかけた上にこってりしたチョコソースとチーズクリームをかけているので、もはや新種のスイーツのような感じになっています。

チョコソースはこんな感じ。カスタードクリームのようにとろみのあるソースです。

さらに氷の中にもチョコソースが詰まっており、いったん「チーズタルトかき氷‐濃厚チョコレート」を食べてから「チーズタルトかき氷‐贅沢いちご」に戻ると、味を感じなくなってしまうくらいには甘くインパクトの強い氷菓になっていました。

なお、「チーズタルトかき氷-贅沢いちご」「チーズタルトかき氷-ごろごろマンゴー」が税込1296円で、「チーズタルトかき氷-濃厚チョコレート」は税込1188円。販売店舗は関東が表参道店とららぽーと立川立飛店、関西が道頓堀店2階・神戸元町店・姫路店で、2016年8月31日(水)までの提供ですが、数量限定のため気になる人は早めにどうぞ。