Polaroid 600タイプのフィルムを使える最新カメラ「I-1」が登場、ポラロイドカメラは滅びない
2008年に生産が中止となったポラロイドフォーマットのインスタントフィルムの製造プロセスをリバースエンジニアして再生産し、フィルムがなくて使えなくなったポラロイドカメラ向けに販売しているImpossibleが、新しいインスタントカメラ「I-1」を発表しました。I-1はポラロイドの純正フィルムを再生産した「Impossible Project type 600」を使ってアナログならではの良さを引き出した写真を撮影することが可能です。
Impossible I-1 Analog Instant Camera – Impossible Project
https://eu.impossible-project.com/pages/impossible-i-1-analog-instant-camera
The Impossible Project Debuts Its Very First Camera, The I-1
http://petapixel.com/2016/04/11/impossible-project-debuts-1-instant-camera-reinvented/
2008年からポラロイドのフィルムを再生産しているImpossibleが発表したI-1は、白黒やカラーなど種類が多数ある同社のフィルム「Impossible Project type 600」を使用可能な最新インスタントカメラです。正面から見るとレンズの周囲にリングフラッシュが搭載されているのがわかります。
本体右側には円形のシャッターボタンがあり、機能としてはオートフォーカス機能などが搭載されているとのこと。
USBケーブルで充電することができ、専用のアプリを使えば絞り・シャッタースピード・フラッシュをマニュアルで設定できます。また、アプリからリモートで撮影することもできるとのこと。
Impossibleが公開しているI-1の作例がコレ。
インスタントカメラ独特の薄めの発色と色あせ具合は、高機能なデジカメではなかなか再現できないものです。
余白が大きく正方形に近い独特なレイアウト。
Impossibleの「I-1」は2016年5月10日に発売予定で、PetaPixelによると価格は300ドル(約3万2500円)になるとのこと。日本での発売は記事作成時点で未定です。
・関連記事
富士フイルムがインスタントカメラ用フィルム「FP-100C」の販売をついに終了 - GIGAZINE
カメラの進化の歴史を11枚のポートレートで追う「Camera Evolution Explained In Just 11 Portraits」 - GIGAZINE
アナログなのに多機能すぎる超個性派のインスタントカメラ「Lomo’Instant Wide」レビュー、ワイドサイズの写真でレンズの変更・多重露光撮影などが可能 - GIGAZINE
撮った写真をすぐにプリントしたり拡張現実を楽しめるスマホケース「Prynt」 - GIGAZINE
ベンチに置いてきたカメラが撮影したものとは? - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in ハードウェア, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article The latest camera "I-1" that can use Pol….