ハードウェア

唯一無二の透明球体で本格水冷マシンも対応可能な巨大PCケース「In Win WINBOT」が本当に市販化へ


台湾のPCパーツメーカーのIn Winが、かねてから発表していた「透明の球体」のPCケース「WINBOT」を本当に販売することになりました。

In Win WINBOT
https://www.in-win.com/en/gaming-chassis/winbot/

CES 2018でも出展されていたWINBOTは、INNOBATION AWARDS 2018を受賞。なんと市販化が決まりました。

It's here! The #InWin WINBOT is officially available on our eStore! Just in time for #CES2018.https://t.co/QRaQJ4s19z pic.twitter.com/n5yc2z4kx6

— In Win (@InWin)


地球儀のような形のWINBOT。サイズは700mm×685mm×648mmで、重量は22.46kgという巨体。しかし、E-ATXマザーボード対応の、れっきとしたPCケースです。


前面の下にマイク・イヤホンジャック、USB3.0ポート×2、USB3.1 Type-Cポート×1を搭載。


背面には、ケースを開閉したり、球体を回転させたりするためのボタンを搭載。


「赤道」に沿うようにケースが開くとこんな感じ。


E-ATXマザーボードや170mm以下のCPUクーラー、フルサイズのグラフィックボード、360mmサイズの水冷ラジエーターにも対応可能。


かなりゆったりとした空間で、操作性は良さそう。


本格水冷マシンを作ることも可能です。


ということで、PCパーツを組み込むとこんな感じに。


WINBOTはグリーン、レッド、ホワイトの3色展開。


なお、COMPUTEX TAIPEI 2017で出展されていたWINBOTはこんな感じでした。


排熱用のファン。


吸気できるように隙間が設けられています。


NVIDIAコラボのWINBOTマシン製作の様子は以下のムービーで確認できます。

2017 In Win and NVIDIA WINBOT Project - YouTube


COMPUTEX TAIPEI 2017で展示されていたWINBOTは、顔認識機能やモーション検出機能によって、ジェスチャーでケースの開閉操作ができていましたが、市販ケースも顔認識・モーション検出機能を備えるとのこと。


唯一無二の球体ケースWINBOTは2018年1月9日にアメリカから販売開始。価格は驚愕の3500ドル(約39万円)となっています。


すでにIn Winサイト上にWINBOTの日本語マニュアルがアップロードされているので、日本での発売も期待できそうです。

WINBOT - In Win User Manual -
https://www.in-win.com/ja/manual/gaming-chassis/signature/winbot

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in ハードウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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