取材

壁掛けTVならぬ「壁掛けPC」が発表されたThermaltakeの異次元過ぎるCOMPUTEX TAIPEI 2015ブースはこんな感じ


「壁掛け」スタイルのテレビはリビングルームをスタイリッシュにしてくれますが、ThermaltakeがCOMPUTEX TAIPEI 2015でPCを壁掛けできるぶっ飛んだPCケースを発表しました。もっとも、PCを壁にかけると、スタイリッシュというよりはパンクでサイバーな感じになるようです。

Thermaltakeのブースに到着。


かるく成人女性の上半身くらいはある巨大サイズの「Core X9」。


迫力のあるデモPCがこれでもかと展示されています。


横幅は50センチメートルほど。


ケース前面はファンだらけ。


電源は底の部分に搭載されており4つのファンで徹底的に冷却可能。


アクリルパネルから中がのぞけます。


水冷パーツで完全武装している模様。


Thermaltakeブランドのフィッティングから透明のパイプでクーラント(冷却液)を熱源に送り込み、熱を各所に設置したラジエーターで排出する仕組み。見た目のためのドレスアップパーツではなく高い冷却性能を実現していそうです。


クーラントがボコボコと波打つ様子が圧倒的なインパクト。これはオブジェになり得るレベル。


ウラに回るとなんと上下2つに分かれています。


ATXサイズのマザーボードが上下に2枚、平置きされているというわけです。


これは「Project X」というデモPC。


完全オープンなマシンは、こちらもBitspowerのパーツで水冷化されています。


まったくもってPCには見えない異様なデザイン。


マザーボードを見ればPCだとようやく分かる状態。


こんなマシンがリビングに置かれてあれば、来客は興奮するかドン引きするかの二者択一を迫られること間違いなしです。


これは「Thermalthor」というデモPC。


ドラゴンを形取った吸気口。


thor(トール)は北欧神話に出てくる神で、トールが持つハンマーを模しているのがThermalthorというわけです。


サイドのアクリルパネルからはど派手なイルミネーション。


サイドもLEDで光りまくり。


これは「Wall-mount(壁掛け)」システム。その名の通り、壁にPCを設置するシステムというわけです。デモ機はASUSのSABERTOOTH Z97 MARK SにIntel Core i7 4790を搭載し、GTX 970を2枚SLIするという仕様。思わず唖然としてしまう、ぶっ飛んだPCです。


こんなのアリなのかと思って横を見ると、もう一つの壁掛けPC「Core P5」が展示されています。なんと、アリも大アリ、備え置き&壁掛けに対応するCore P5は市販予定とのこと。


Core P5のデモPCはMAXIMUS VII IMPACT+STRIX-GTX 970というASUS仕様。間違って触れないように全面に透明のアクリルパネルが貼ってありますが、サイド部分はオープンです。


搭載しているCPUは不明ですが、デモ機のように本格水冷化すればあらゆる構成にも応えてくれそう。ThermaltakeからCore P5用の本格水冷キットが発売されることにも期待です。


巨大なラジエーターも搭載可能。


なおデモPCの電源は1050Wでした。


3.5インチ×1+2.5インチ×2とストレージ場所も確保。2.5インチSSDを4台でRAID0を組むのも良さそう。壁掛けPCケースCore P5は、2015年秋に発売予定です。


ド派手なLED付ファンや……


水冷システムで妖しげに光りまくるCOMPUTEX TAIPEI 2015のThermaltakeブース。


あのBMWデザインのケースLevel 10ですら相対的におとなしく見え、ほとんどの人に気づかれずに素通りされるというあり得ないブースになっていました。

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in 取材,   ハードウェア,   ゲーム,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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