わずか6.9mmの2in1「MateBook」は2048段筆圧感知&レーザーポインター付きスタイラス搭載
世界最大級の携帯電話関連見本市「Mobile World Congress 2016」がスペイン・バルセロナで現地時間2016年2月22日から4日間にわたって開催されますが、それに先だってHuaweiが、「よりつながった世界のために(a better connected world)」を目指すべくノートPCとしてもWindowsタブレットとしても使える2in1端末「MateBook」を発表しました。
Huawei Launches MateBook at MWC 2016-huawei press center
http://www.huawei.com/en/news/2016/2/Huawei-Launches-MateBook-at-MWC2016
Huawei’s MateBook is a convertible PC to take on Microsoft’s Surface | Ars Technica UK
http://arstechnica.co.uk/gadgets/2016/02/huaweis-matebook-is-a-convertible-pc-to-take-on-microsofts-surface/
MateBookは第6世代Intel Core mシリーズプロセッサ搭載のタブレットPC。OSはWindows 10で、オプション品のキーボードを取り付けると、ノートPCとして使用することができます。本体はアルミニウム製で、強度を保ちつつ、エレガントかつ洗練されたデザインになっているとのこと。カラーはグレーとゴールドの2色展開。
リチウムバッテリー搭載で、連続使用可能時間はインターネット接続時が9時間、音楽再生時が29時間とのこと。1時間の給電でバッテリーの60%を充電可能で、フル充電にかかる時間は2時間半。メモリ容量は最大8GB、SSDは最大512GBに対応しています。
本体重量はわずか640グラムで、110グラムの充電器と合わせても約750グラムと非常に軽量。
MateBook専用スタイラスペン「MatePen」は、レーザーポインター付きで、プレゼンテーションに最適。
Mobile World Congress 2016の会場では、MateBookの実機展示が行われています。
Huawei’s first Windows 2-in-1 is stylish and incredibly thin | The Verge
http://www.theverge.com/2016/2/21/11081456/huawei-matebook-2-in-1-type-c-mwc-2016
実際にMateBookを使っている様子は以下のムービーなどで確認可能。
Huawei's MateBook is a stylish Windows 2-in-1 - YouTube
正面。12インチ(2160×1440)のIPS液晶搭載で、ベゼルが非常に薄く、表面積の84%を液晶画面が占めているとのこと。視野角は160度とかなり広め。
本体の薄さは約6.9mmで、iPhone 6sとほぼ同じレベルの驚異的な薄さです。
手に持ってみたところ。
OSはWindows 10、音声アシスタントのCortanaも使用可能です。
左側面にイヤホンジャック。
本体天面にはデュアルスピーカーを搭載しています。
右側面の音量調整ボタンには、指紋認証機能が付いており……
ワンタッチで端末のロック解除が可能。
右側面下部には、給電用のUSB Type-Cポート。
USB-Cポートに接続することで、USBポートやHDMIポートを増設できるオプション品の「MateDock」
本体背面にはHuaweiロゴ。
キーボードのストロークは1.5mmと浅め。
キーボードは本体のカバーも兼ねており、MateBookをノートPCとして使用する際には液晶画面スタンドとしても使えます。
専用スタイラスペンの「MatePen」は、ボタンでアプリ起動などのアクションが可能。
2048段階の筆圧感知機能を搭載しています。
MateDockとMatePenを並べてみるとこんな感じ。
他にも会場で実機レビューが行われています。
Huawei MateBook hands-on: The iPad Pro and Surface just got served | Ars Technica UK
http://arstechnica.co.uk/gadgets/2016/02/huawei-matebook-hands-on-the-ipad-pro-and-surface-just-got-served/
こちらは本体色ゴールドのもの。
右側から。
描画の遅れがほとんどなく、非常になめらかな描き心地とのこと。
底面にはキーボード接続用ドック。
MateDockは、使用していない時はケーブルを本体に挿してスッキリと収納できます。
側面にHDMIポートとVGAポート。
反対側には、LANポート、USBポート×2、USB-Cポート。
MatePenを手に持ってみたところ。
レーザーポインターを兼ねています。
MateBookにカバーをつけたところ。
なお、MateBookの本体価格は699ドル(約7万8700円)~となっています。オプション品は、キーボード(129ドル、約1万4600円)、スタイラスペンのMatePen(59ドル、約6700円)、MateDock(89ドル、約1万円)が用意されています。
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