試食

新鮮な魚介を使ったフィリピンの伝統料理を食べながら魚釣りもできる水上レストラン「Fishing Village」に行ってきました


竹で作られた海上の小屋でフィリピンの伝統料理を食べられるレストランが、フィリピン・マニラ郊外にある「Fishing Village」です。フィリピンを訪れた際に近くを立ち寄ったので、お昼ご飯を食べに行ってみました。

Island Cove | Dine - Fishing Village
http://www.islandcovephil.com/index.php/dining/page/fishing-village

Fishing Villageは、マニラ郊外の海岸沿いに位置する「Island Cove Hotel and Resort Park」内のレストランで、ホテル宿泊者以外も食事を楽しむことができます。マニラ中心部からは車で1時間半ほどの場所です。


Island Coveの入り口には、ヤシの木をモチーフにした看板が立っています。


ゲート前で警備員の厳しいチェックを通過。


場内に入って車でしばらく進むと、Fishing Villageに到着しました。


入り口の脇にはカラフルなコテージ。Island Coveのホテル客室として使われています。


というわけでさっそくFishing Villageに入店。木と竹で作られた通路をまっすぐ進みます。


通路の傍らに水槽があり、当日漁で捕れた魚を泳がせているようでした。


通路を抜けると、海上に小屋がたくさん立ち並んでいる場所に出てきました。


通路の足場も手すりもすべて竹でできています。


通路の足場も竹製です。


1軒分の小屋はこんな感じで、海中から竹の足場がにゅっと伸びていて、その上に屋根付きの小屋が立っています。


手すりに電気のケーブルがはわせてあり、各小屋に照明や電話用の電気を供給していました。


中には足場がポッキリと折れている箇所もあり、安全面が心配な部分も。


そのため、通路のあちこちが封鎖されて補修が行われていました。


小屋は等間隔にずらずらと並んでいて、全部で30軒ほどありました。


というわけで、さっそく指定された小屋に入ってみます。


机と椅子はこんな感じ。


屋根は、割った竹を縦横に編み込んだもの。はりや柱にも太い竹が使われています。


手を洗うための水道も設置されています。


メニューはフィリピン語で書かれているので、フィリピン料理に初めて挑戦するならば写真付きの料理から選んだり、ウェイターさんにオススメ料理を聞いたりするのがよさそう。


今回食事をした小屋は最大15人まで入ることが可能でした。席のチャージ料として、1時間の食事で最小3795ペソ(約9500円)相当の料理を注文する必要があり、さらに1時間延長ごとに750ペソ(約1900円)分の注文が必要となっていました。


空港が近いこともあり、ときおり上空を飛行機が通過していました。


注文は電話で行います。


注文してからしばらくして、ヤシの実ジュースが到着。価格は90ペソ(約200円)でした。


上部に切れ込みが入っているので、ぱかっと外してストローを刺して飲みます。中の果汁はキンキンに冷やされていて、甘さは控えめ。水と同じようなサラサラとした口当たりで後味はあっさり目でした。


マンゴージュースも飲んでみました。デルモンテ製の缶入りのもので、マンゴーの果肉をそのまま食べているかのようなジューシー感が楽しめます。


食事の最中にミュージシャンが小屋にやってきて、歌を歌ってくれます。


6~8人向けの3000ペソ(約7500円)のコース料理を注文すると、まずは前菜が運ばれてきました。フィリピンの伝統的なゲームに使用する木のお皿にさまざまなおつまみを盛ったもので、アンチョビやナッツ、イカフライ、グリーンマンゴーなど手軽な一品料理を少しずつつまむことができます。


鶏肉の照焼とご飯。鶏肉は、日本で食べる照焼に比べてタレがとろりと濃厚で、甘さが強くジューシーな身によく絡んでいました。ご飯は日本のお米とタイ米の中間のような食感で、少しパサパサとしていました。


イカ・貝・エビを野菜と煮込んだ料理はしょうゆベースで甘辛く、新鮮な海の風味を存分に味わうことができます。


豚肉の煮込みは脂身がトロトロになるまで煮込まれていて、同じく煮込まれた豆やナスビなどの野菜と相性抜群。


それぞれの料理は大皿で提供されるので、以下のようにお皿に取り分けて食べます。


デザートは、マンゴー、パイナップル、パパイヤ、スイカの4種類のフレッシュフルーツ。どれも甘みが強く、かむと果汁がじゅわっとあふれ出して新鮮でした。


また、ご飯を食べながら釣りをすることも可能。100ペソ(約250円)で釣り竿とエサを貸してもらえます。


網とビニール袋入りのエサ。


海は茶色く濁っていましたが、よく見てみるとエビや小魚が泳いでいました。釣った魚はその場で調理して食べることができるそうです。


なお、Fishing Villageでは数多くのフィリピン料理を食べることができるのですが、時期によっては取り扱いがなかったり売り切れていたりするので、どうしても食べたい料理がある場合は事前に予約してから行くのがベターです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「一生に一度は行ってみたい」と話題の海上レストラン・THE ROCKに行ってきた - GIGAZINE

食事をしながら美しい海中の景色を見ることができる水中レストラン - GIGAZINE

いかの足がピクピク動く新鮮ないか活造りを食べるべく「海中魚処 萬坊」に行ってみた - GIGAZINE

世界中の旅行者に手料理を振る舞うことでお金をもらうサービス「Kitchhike」 - GIGAZINE

「好きな食べ物」ランキング世界1位はパスタ、イタリアの食文化強し - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.