牛肉の量が2倍に増えて野菜もたっぷり入った鍋メニュー「牛すき焼き鍋膳」&「鶏担々鍋膳」をなか卯で食べてみた
卓上でグツグツ炊きながら食べる「牛すき焼き鍋膳」と「鶏担々鍋膳」の提供をなか卯が11月9日(月)から開始しています。2014年の「鍋膳」シリーズ3種類よりも調理方法にこだわり牛肉を約2倍に増量するなど、クオリティもボリュームもアップしているとのことで、果たしてどのように変わっているのか確かめるべく実際にお店に行ってきました。
なか卯の鍋がやってきた!「牛すき焼き鍋膳」11月9日(月)より順次販売開始! | お知らせ | 丼ぶりと京風うどんのなか卯
http://www.nakau.co.jp/jp/news/98
なか卯に到着。
店頭に「あったか鍋膳」の巨大なのぼりがつるしてありました。提供時間は17時~翌朝5時までとなっています。
17時を過ぎてからお店に入って食券機を見てみると、メニュー画面右上に「なか卯のあったか鍋膳」が登場していました。
「あったか鍋膳」メニューの中から「牛すき焼き鍋膳」と「鶏担々鍋膳」を注文します。鍋単品を注文したり、鍋膳のご飯を大盛りで注文することも可能です。
席で待つこと10分ほどでメニューが到着。鍋の他に、ご飯、なか卯こだわりの生卵、つけものがセットでついてきます。
鍋と専用の台はこんな感じで、2014年の鍋メニューと同じものを使用しているようです。台座が鍋の形にフィットしてしっかりと鍋を支えているのでグツグツと具材が煮立った後も鍋がぐらついたりせず安心。
「牛すき焼き鍋膳」(税込790円)は、鍋からあふれ出さんばかりに白菜、玉ねぎ、にんじん、白ねぎ、青ねぎの5種類の野菜が山盛り入っています。
牛肉は、注文が入ってから1食分ずつ火を通すことでフワフワの食感に仕上げているとのこと。
うどんは鍋に入れる前に煮込まれていたのか、特製のすき焼きタレがよく染み込んでいます。
ダシはやや濃いめの茶色で、牛肉の脂が表面に浮いています。
まずは牛肉から食べてみると、すき焼きタレは牛丼のタレよりも甘みが強く、白ご飯や卵と合わせて食べるのが前提の味つけ。2014年の鍋膳では牛肉が2~3切れしか入っておらず終盤になると野菜ばかりが残って寂しい感じでしたが、リニューアルされた牛すき焼き鍋膳では牛肉の量自体は確かに増えており、最後まで牛肉のうまみを楽しめます。
たっぷり牛肉が入っているので、溶き卵に絡めて食べてみると、濃厚な卵が肉にとろりと絡んでまろやかな味わいに。
白ご飯と牛丼を合わせて牛丼っぽく食べることも可能です。
うどんは柔らかく煮込まれていて、コシは少なめ。タレの味が染み込みまくっていたので、肉と同じく、卵をからめて食べると味がまろやかになってちょうどいい感じでした。
野菜は成人男性が1日に必要な量の3分の1が入っているとのこと。提供時はシャキシャキとした新鮮な食感を楽しむことができ……
鍋が卓上でグツグツ煮えるにつれて、くたくたに煮込まれてダシの味が染み込んだ柔らかい食感に変化します。
豆腐はお箸で持ちやすい固めの木綿豆腐が使われていて、すき焼きタレの甘辛い風味が染み込んだ優しい味わい。
続いて「鶏担々鍋膳」(税込690円)も食べてみます。ピリ辛風味の担々ベースのスープに、鶏肉と、たっぷりの野菜を加えた、なか卯ならではの鍋膳とのこと。
牛すき焼き鍋膳と同じく、白菜やネギなどの野菜が山盛り入っています。
鶏肉は火が通りやすいように小さめにカットしてあります。
担々ベースということで茶色い肉味噌が入っていました。
うどんは、牛すき焼き鍋膳ほど味が染みていませんでしたが、スープにからめて食べるとピリ辛の風味が効いてちょうどいい感じ。
鶏肉は小さめですが坦々スープが染み込み、ジューシーな肉のうまみが感じられます。ただ、肉のボリュームは「牛すき焼き鍋膳」に比べると少なめなので、こちらも同じぐらいの肉が欲しかったところです。
白菜などの野菜は肉味噌と一緒に食べると味噌のコクが効いてパクパク食べられます。
鶏担々鍋膳にも卵がついてくるのですが、牛すき焼き鍋膳よりも味つけが薄めなので、具材を卵につけて食べると卵の風味が勝ってしまう印象でした。
卵は黄身の色が一般的な卵よりも濃く、どろりと濃厚なコクがあるので、もしも卵が余ってしまった場合はご飯にかけて卵かけご飯っぽく食べるのもよさそうです。
なお、「牛すき焼き鍋膳」「鶏担々鍋膳」は冬季限定メニューとなっています。
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