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Appleの新しい定額制音楽サービスの発表が遅れる見込み、その理由とは?

By Kārlis Dambrāns

Appleは2014年5月にBeatsを買収し、音楽ストリーミングサービスBeats Musicをベースにした新しい音楽配信サービスを準備しています。その音楽サービスはApple Watchや新型MacBook Airの発表が期待されている3月9日(日本時間3月10日未明)開催予定のイベント「Spring forward」で発表される可能性がありましたが、9to5Macは新音楽サービスの発表が6月開催予定の「WWDC 2015」にまでずれ込む、と報じています。

Apple plans relaunched Beats streaming music service for WWDC, skipping March event; Apple TV still coming | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/03/05/apple-plans-relaunched-beats-streaming-music-service-for-wwdc-skipping-march-event/

9to5Macによると、Beats MusicをiTunesに統合させたAppleの新しい音楽サービスは当初2015年初頭にリリースされる予定でしたが、とある諸事情によりリリースが延期になっているとのこと。9to5Macが音楽業界関係者から入手した情報によれば、Bobby Gaza氏といったBeatsの元幹部らが退職したことで、Beatsの元社員や技術の移行が難航しており、リリースが先延ばしになっているそうです。

また、Appleは新音楽サービスのモバイルアプリとして、同社初となるAndroid向けアプリの開発も進めていますが、Androidアプリ開発者が退職し、こちらもリリースが遅れる可能性があるとのこと。現在、AppleはAndroid向けBeatsアプリのソフトウェア開発者を募集しています。


新音楽サービスはiOS 8.4に搭載する可能性があったものの、最終的にはiOS 9に搭載されるそうです。iOS向けの同サービスは、iOSに標準搭載されているアプリ「ミュージック」を統合する形で、機能はiPhone向けのアプリ「Beats Music」から受け継ぐ予定。


なお、Appleが準備中の新音楽サービスは月額7.99ドル(約960円)で開始されるとのことで、事実であれば現行のBeats MusicやSpotifyよりも低価格で提供されることになります。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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