最高時速20kmの誰でも簡単に操縦できる電動スケボー「Onewheel」

Googleの社員はスケートボードで出勤する人も多いとのことですが、「スケートボードに乗って移動したい」と思っても、未経験の人がスケートボードに乗るのは難しいもの。そんなスケートボードの上でバランスをとるだけで、街中でも階段でもオフロードでも時速20kmで走行できてしまう電動スケートボード「Onewheel」の販売が始まっています。

Products | Onewheel | The Revolutionary Electric Boardsport
http://rideonewheel.com/

Onewheelがどのような製品なのかは以下のムービーを見ると分かります。

Onewheel: The World is Your Playground - YouTube


男性たちが乗っているボードが「Onewheel」。板の上でバランスをとることで、地面を蹴ることなく進み続けることができます。ゆるく前方に傾けると前進して、後方に傾けるとバックできる仕組み。

大きなタイヤがあるため、階段や歩道などの段差を降りることも可能。衝撃を吸収するので一般的なスケートボードより転びにくいはず。

前後にはライトがついており、後ろから見ると赤いランプが点灯しているのがわかります。これなら夜道でも自分の居場所を示すことができて安全です。

Onewheelはスケートボードでは走行できないようなデコボコのオフロードも走行可能。

また、防水・防塵・耐衝撃設計なので水たまりの上をワイルドに走行しても大丈夫です。

電源がついていても人が乗っていなければ勝手に進んでしまうことはありません。

スケートボードはこげばこぐほど速度が出て転んでしまうことがありますが、Onewheelはスマートフォンのアプリで最高速度・加速度・コーナリングを調整できるので、安全に走行することができそうです。

電力で動作するOnewheelですが、スイッチを入れている様子は以下のムービーから見ることができます。

Onewheel Tutorial: Basic Charging - YouTube


走りたい時は側面にあるPCの電源スイッチっぽいボタンを押せばOK。

充電は反対側のソケットに専用のプラグを挿し込みます。

アダプタにLEDインジケータがあり、充電中は赤く点灯します。

緑色に変わればバッテリーが満タンになったことがわかるわけです。

Onewheelは2000Wのブラシレスハブモーターを搭載しており、4マイル～6マイル(約6.4km～9.6km)の距離を走行可能。最高速度は時速19kmほどで、回生ブレーキ・インテリジェントLEDシステム・自己均衡システムを搭載。20分ほど充電すればバッテリーが満タンになります。

Onewheelは先行予約を受付中。セグウェイと同様に日本の公道では走行できませんが、日本への発送も可能です。価格はOnewheel＋充電器のセットが1499ドル(約17万8000円)で、アメリカ国外への発送は別途300ドル(約3万5000円)が必要。注文するとデポジットとして代金内から当日に500ドル(約6万円)を支払う必要があり、残りの999ドル(約11万9000円)と発送費用は製品発送時に請求されるとのことで、注文から約8週間で出荷される予定です。

Onewheel | Celery
https://legacy.trycelery.com/shop/onewheelstore