空中に浮かぶホバーボード「Hendo」が登場、バック・トゥ・ザ・フューチャーのホバーボードが現実のものに
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/00_m.jpg)
地面から浮遊するスケートボードのような「ホバーボード」は、SFやマンガの世界に登場する空想上の乗り物のひとつです。そんなホバーボードが「Hendo」という名前で製品化することが判明、既にプロトタイプも完成しており驚愕の乗り心地がムービーからも確認できます。
Hendo Hoverboards - World's first REAL hoverboard by Hendo Hover — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/142464853/hendo-hoverboards-worlds-first-real-hoverboard
ホバーボード「Hendo」がどんな乗り物になっているのかは以下のムービーから見られます。
Hendo Hoverboard: The World's First Hoverboard - YouTube
これがホバーボードHendo、のプロトタイプ。試作機はこれまで18回も作成されたそうです。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s61_m.jpg)
上から見るとこんな感じで横幅が普通のスケートボードよりも広めにとられています。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s62_m.jpg)
Hendoは底面についている4つのホバーエンジンを駆使して浮遊するわけですが、このホバーエンジンはレンツの法則を応用して強力な磁界を発生させてHendoを浮遊させます。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s63_m.jpg)
浮遊するのは地面から1インチ(2.54cm)ほどの高さまでです。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s64_m.jpg)
設計図はこんな感じで、丸パーツがホバーエンジン、本体中央の赤いパーツがセーフティスイッチ、そして本体中央にはバッテリーが埋め込まれているというわけ。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s65_m.jpg)
実際にプロトタイプのHendoに乗っているところも見られます。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s70_m.jpg)
人が乗ってもしっかり浮遊可能。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s73_m.jpg)
スケートランプで実際に走行している様子を見ると、ランプ上を滑るように移動しておりその動きはかなり独特です。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s74_m.jpg)
ススーっと滑らかにランプの上を滑るHendo
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s75_m.jpg)
人が乗っていても動きはものすごく安定しています。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s76_m.jpg)
どのような乗り心地なのか非常に気になるところ。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s77_m.jpg)
なお、Hendoは自力で移動できるように設計されており、専用のリモコンを使えば手を触れずに運転することも可能。しかし、ムービーのようにスケートボード感覚でこれを使うことも十分可能。また、現在のところHendoを浮遊させるには地面が非磁性体である必要があるので、専用のホバーパークも建設予定となっています。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/ko07pru5_m.jpg)
そんなHendoは現在Kickstarterにて出資を募っている最中で、目標額であった25万ドル(約2700万円)を超える約32万ドル(約3500万円)が既に集まっており製品化はほぼ確実です。Kickstarter経由で販売されるHendoは限定10台のみで、これは1万ドル(約108万円)の出資を行えばゲットできたわけですが、既に出資枠は全て埋まっている状態です。
しかし、Hendoに使用されているエンジン技術が積み込まれた四角い浮遊する箱をゲットできる「WHITEBOX DEVELOPER KIT」と「WHITEBOX+」というプランもあり、「WHITEBOX+」の場合は箱をコントロールするアプリが使用可能となるようです。「WHITEBOX DEVELOPER KIT」は299ドル(約3万2000円)の出資からゲット可能で、「WHITEBOX+」の場合は899ドル(約9万7000円)の出資から入手できます。
WHITEBOXがどのようなものかは以下のムービーを見れば一発で分かります。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/01.jpg)
WHITEBOXは中に入っているエンジン部分を見たり分解したりすることも可能。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s67_m.jpg)
WHITEBOXを複数くっつければ模型などを浮遊させることもできます。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s68_m.jpg)
実際に模型にHendoで培ったホバーエンジンのミニバージョンを搭載すると……
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s79_m.jpg)
こんな風に浮かせることもできます。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s80_m.jpg)
さらに、WHITEBOX+ではアプリを使ってWHITEBOXを操作することも可能です。
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/s69_m.jpg)
なお、Hendoへの出資期限は12月15日の16時59分までとなっています。
Hendo Hoverboards - World's first REAL hoverboard by Hendo Hover — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/142464853/hendo-hoverboards-worlds-first-real-hoverboard
![](https://i.gzn.jp/img/2014/10/24/hendo-hoverboards/01.png)
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