人間が耐えうる直流と交流の限界に挑む男のムービー
あまりにも強い電気を体内に取り込むと死に至ることがありますが、徐々に電圧を上げていくことでどこまで耐えられるかを試すという体を張ったチャレンジの様子を、アメリカ人のMehdi SadaghdarさんがYouTubeにアップしています。
The Pain of Electricity (AC versus DC)
チャレンジャーのMehdi Sadaghdarさん。
乾いた状態の人体の電気抵抗は約616kΩほど。
指を濡らすと、抵抗は約120kΩほどに。
さらに、画面には映っていませんが舌で測定したところ、約20KΩほどでした。
ということで、実験はもっとも抵抗の少ない舌で行います。まずは直流(DC)から。直流というのは、時間によって大きさが変化しても流れる方向は変化しない電流のことで、Sadaghdarさんが電極を擦り合わせると、火花が散っています。
電圧25ボルトほどの状態で、電極を舌にくっつけて……
くっついた瞬間には激痛が走り、のたうつSadaghdahさん。
思わず放送禁止用語が出てしまって「ピー音」が流れます。
改めて、1ボルトから再チャレンジ。
5.2ボルト付近で電圧に耐えられなくなり、舌を一度電極から離します。
9ボルトに電圧を上げます。かなり顔が険しい表情になってきました。
12ボルトが限界とのこと。
次は交流(AC)にチャレンジ。交流は時間とともに周期的に大きさと向きが変化します。
先ほどと同じように、舌に電極を繋ぎます。
スイッチをオンにした瞬間……
まるで爆竹が鳴ったような大きな音が。
電極の先がイスの上にあって軽く焦げていました。舌だけで試すつもりが、体に電気が通ってしまったようです。危険すぎる……。
気を取り直して、再チャレンジ。
3.5ボルト付近で耐えられなくなり、一度舌から電極を外します。
4.5ボルト付近でもまた耐えられなくなって電極を外しますが、それでもまだ挑戦は続きます。
もう限界。
ギブアップ。最終的には6.5ボルトほどの電圧まで耐えました。
Sadaghdarさんはかなり耐えていますが、感電は本当に危険なので、決して真似しないで下さい。
追記:
単位のミスを修正し、画像も適切な数値を示していない部分があったので正しいものに変更済み。
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