水から電流を取り出す「ウォーターエネルギーシステム」デモムービーいろいろ
「水から電流を取り出すことができる」と主張している「ウォーターエネルギーシステム」ですが、実際に発電している様子と実際に電気自動車が走行しているムービーを見てみましょう。もう一体どう判断すればいいのか、さっぱりわかりません。
再生は以下から。
※この記事は3部作になっているため、この記事だけではなく最後の記事「現時点での結論」までしっかり読んで判断してください。
これがデモの様子、まずは青いスタックから。
こっちは電気自動車に搭載する白いスタックのデモ。
これが一瞬だけ見えたスタックの中身
これがセルスタック
こうなってる
左の方に乾電池が見えますが、これはスタックの中に入れるポンプを動かす用の乾電池とのこと。
水をポンプで入れたら発電し、電球が光る、と。
ぴかー
こっちは白いスタック。
テレビが映ってますねー、ということらしい
全体像
会見が終わり、今度は実際に自動車を走らせるということで、白いスタックを2人で電気自動車に積むため、持っていってしまいました。
外に出ると、各報道関係者がわらわら集まっている
これがその電気自動車
電気自動車に搭載してみるとこうなる
自動車に搭載されている白いスタック。上の方から水を入れることが可能。また、説明によると「電気自動車の充電池に電気を供給し続ける」ということらしい。
自動車に搭載されている白いスタックの背面
隣に何かある
水はどこへ行くのか
そしてこれが実際に走っていく様子。
帰ってきた
というわけで、このような「永久機関」みたいなことが本当に可能なのか、会見に学識経験者やどこかの大学の教授がいたわけではないのでさっぱり判断ができず、結果として当然ながら現場では電気自動車を目前にした途端に報道陣から次々と山のように質問が飛び出しました。
というわけで、この件の「真偽判断」をするためにかなり参考になると思われる本当の質疑応答について、次は列挙していきます。なかなか興味深い質問と回答がめじろ押しですのでご期待ください。
・つづき
真偽判断に役立つ「ウォーターエネルギーシステム」に対する各報道陣からの質疑応答いろいろ、そして現時点での結論 - GIGAZINE
・関連記事
水一滴で活性化可能な電池を日本人が開発 - GIGAZINE
シャープ、モバイル機器向けに大容量燃料電池の実用化へ - GIGAZINE
東芝が5分で充電可能、10年以上の長寿命を実現した充電池を開発 - GIGAZINE
ソニー、植物のぶどう糖で発電するバイオ電池を開発 - GIGAZINE
外出時に携帯電話の電池が切れた場合、どうすればいいのか - GIGAZINE
全面が太陽電池パネルに覆われたすごいビル - GIGAZINE
遺伝子操作したウイルスを用いて、薄型で大容量の電池を開発 - GIGAZINE
単三電池で高エネルギー電子ビームを発生できる「超小型電子加速器」 - GIGAZINE
ノートパソコンや携帯電話のバッテリー消費電力を大幅に低減することが可能に - GIGAZINE
大量のジャガイモを直列につないでバッテリーに - GIGAZINE
・関連コンテンツ