温めるのではなく水さえあれば30分で発熱して炊き上げるキット「お米の国から炊きたてご飯」
非常食でよくある水で温めるタイプのものはあらかじめ炊いてあるご飯を温めたりふやかしたりするものでしたが、水さえあればちゃんと炊きあげることによって炊きたてのご飯を30分で作れるキットがファベックス2013にて展示されていました。
これが実物、お米自体から水を抜くという加工がされており、容器や発熱剤に工夫をすることで「ごはんを炊く」ことを可能にしています
水を入れると下にある発熱剤によって加熱され、30分待つと炊きたてのご飯が食べられます。
真下から見るとこんな感じ。この発熱剤は水に反応し、98度もの温度に達するとのこと。ボコボコと気泡が発熱剤から出て、水がかなりの温度に達しているのが分かります。
通常のご飯同様に、湯気をちゃんと逃す仕組みがあり、寒い野外などではこれで暖を取れそうです。また、この容器自体が加熱後は食器になるため、そのまま食べることが可能。
種類は白飯・五目ご飯・たけのこご飯・きのこご飯の4種類
そのうち一つ「五目ご飯」を実際に食べてみることに。
約2年~3年間保存可能なので、非常事態に対する備えとしても使えます。
具材と米を一緒にせず、わざわざパッケージを2種類に分けています。箸も入っているため、水さえあればどこでもすぐに食べられる仕組み。
手順書も入っており、読みながら進めるだけで炊きたてのご飯が食べられるというわけ。
実際に会場で食べて見ると、さすがに炊飯器で炊いたご飯にはかなわないものの、炊きたてだけあってご飯の風味や食感をしっかり感じることができます。
お値段は一個750円とのことでちょっと高めですが、アウトドア・災害などの非常時・長い海外旅行の時などで炊きたてのご飯を食べたい場合に使えそうです。
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in 取材, 食, Posted by darkhorse_log
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