電子レンジやお湯が無くてもアツアツになるバイオハザード特別仕様の「ミリメシ」を実際に作ってみた
サバイバルホラーゲーム「バイオハザード」の作中でも生き抜けるかも知れないバイオハザード仕様の「ミリメシ」(自衛隊などで食料として支給されている携帯保存食)があったので、バイオハザード5の発売日が目前と言うことで食べてみました。
発熱剤と発熱溶液が同梱されており、これらを混ぜることによってホカホカどころかアツアツの状態で食べることができるというのがポイント。寒風吹きすさぶ過酷な戦場でもコレなら回復できるかもしれないのですが、やはり戦場に向かう前に、実際にどこまでアツアツになってくるのかを訓練して確認する必要があるはずです。
というわけで、本当にアツアツのアッチアチになってソルジャーの魂をいやしてくれるのかどうかを実際に作って確認してみました。詳細なフォトレビュー&発熱剤と発熱溶液によって温められていく様子のムービーの再生は以下から。
ミリメシの味は3種類、「シチュー&ライス」「カレーライス」「牛丼」。
セットの内容はこんな感じ。
レトルトの白ごはんとそれぞれのおかず。
これがレトルト食品をもどすための発熱剤と発熱溶液。
発熱剤の中身はこのようなヒートパック。脱酸素剤みたいですね。
使用方法は発熱剤を袋の底に入れてその上に食品を入れ、発熱溶液を入れるだけ。
ということで袋の底に発熱剤を置く。
ごはんとおかずのパックを入れる。
最後に発熱溶液を入れればOK。
溶液を入れてから反応が始まるまでの様子はこんな感じ。
バイオハザード特別仕様の「ミリメシ」を実際に作ってみた その1 - YouTube
ぽこぽこぽこ……と反応開始。
バイオハザード特別仕様の「ミリメシ」を実際に作ってみた その2 - YouTube
あっちこっちで反応中。
バイオハザード特別仕様の「ミリメシ」を実際に作ってみた その3 - YouTube
絶好調反応中。
バイオハザード特別仕様の「ミリメシ」を実際に作ってみた その4 - YouTube
袋が湯気で曇っている。
やがて反応が終了。
できたようです。
実はごはんは電子レンジでチンしてもよかったみたい。
ということで、ごはん完成。
これはビーフシチュー。肉、じゃがいも、ニンジンなどが入っていて意外と具だくさん。肉は半分ぐらいが脂身の塊があったり、筋張っているものがあったりと当たり外れがあり、普段食べる分にはあまりおいしいと言えるものではありませんが、戦場で疲れたときにこういうメニューが出てきたらおいしく食べられそう。
カレーは甘口ぐらいの味付けで、スキー場で出てくるカレーのように粘性はかなり低く水っぽい。さらに普通のレトルトカレーより具が小さくて、はっきり言ってハズレを引いたなという感じ。もうちょっと満足感を高めて欲しかった。
最後は牛丼。味付けは甘めで、汁気たっぷりのつゆだく状態。肉も見た通りたっぷりで、カレーやシチューよりも頭一つ抜けている印象です。
もしもバイオハザードの作中でこのミリメシを食べようと思ったら、作っている最中にゾンビに襲われそうですね。
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