試食

お湯をかけるだけでたった10秒で食べられるフリーズドライ「香るカレー」


お湯をかけて30秒かき混ぜるだけでOKな「カレーポット」を以前紹介しましたが、それよりもさらに上を行く、お湯をかけてわずか10秒で完成するカレーをゲットしたので、「香るチキンカレー」「香る野菜カレー」「香るグリーンカレー」(各税込み315円)の三種類を実際に作ってみることにしました。

パッケージはこんな感じ。左から、グリーンカレー、野菜カレー、チキンカレーです。


料理評論家の服部幸應さん推薦とのこと。


パッケージには「お湯を注いで10秒」の文字があります。


野菜カレー、グリーンカレー、チキンカレーの辛さはどれも5段階のうち「3」です。


3種類とも作り方は同じ。ブロックを小袋から取り出し、150mlの熱湯をかけ、軽くかき混ぜたあと、ご飯にかけます。


いずれのカレーも科学調味料を使っておらず、17種類以上のスパイスを使用しているため、お湯を注ぐとスパイスが香りたつということで、期待に胸が膨らみます。


ということで、早速作ってみます。まずはチキンカレー。


箱の中には小袋が入っています。


裏面にも作り方や成分表示が印刷されているので、箱を捨ててしまい袋だけで保存してもOK。かさばらずに保存できます。


箱に入った状態での重さは59gですが……


箱から出し、袋だけの状態にすると41gとさらに軽くなります。この状態での大きさは縦14cm×10cm×高さ4cmと小型なので、持ち運びにも便利です。


フリーズドライはこんな感じ。表面に見える黒いツブツブはコショウなどではなく、バジルとのこと。


作り方はインスタントスープと全く同じで、フリーズドライをおわんなどに移し、お湯をかけるわけです。


お湯をかけてチキンカレーを作る様子は以下のムービーからも見れます。

10秒で作れるフリーズドライ「香りカレー」を作ってみた - YouTube


150mlの熱湯をかけていきます。


そしてぐるぐるかき混ぜて……


あっという間に完成。所要時間は本当に約10秒でした。


あとはご飯を盛ったお皿にカレーをかければOK。


野菜はペーストとして入っているので、目で確認できる具はチキンとタマネギのみ。とくにチキンは大きくカットされたものがしっかり入っています。


さらっとしているので、カレーというよりはむしろスープカレーのような感じ。しかし味はしっかりと「カレー」で、これまであったようなインスタントの「カレー味のスープ」とは一線を画した仕上がり。ややピリっとしたエスニックの風味なので、スパイシーなものが好きな人にオススメです。


次は野菜カレー。


フリーズドライはこんな感じ。大きくカットされたカボチャの姿が見えます。


チキンカレーと同様に、フリーズドライにお湯150mlをかけて、スプーンでくるくるかきまぜます。


それをお皿に盛ったご飯にかけて完成。


こちらにも大きくカットされた具が。ナス、タマネギ、サヤインゲン、赤ピーマン、ニンニクなどの野菜が入っています。


チキンカレーよりもとろみがあり、3つの中では最もスタンダードなカレーに近い仕上がり。辛みはあまりなく、マイルドな味わいなので、辛いものが苦手な人でも大丈夫です。


最後はグリーンカレー。


フリーズドライはこんな感じ。鮮やかな緑です。


こちらも150mlのお湯をかけ……


スプーンでくるくるかきまぜます。


ご飯にかけて完成です。まごうことなきグリーンカレー。具もふんだんに入っています。


尻尾のついたエビや……


大きくカットされたナスなどが入っており、食べ応えは十分。


湯気とともにココナッツの香りがふわっと漂い食欲をそそられます。もともとグリーンカレーはさらっとしているので、とろみなどはありません。グリーンカレーと言えば辛さで汗をかきながら食べる事が多いのですが、この商品はあまり辛くないのでスイスイ食べ進めることが可能。ただ辛さがあまりないゆえに、グリーンカレーと言うよりは「グリーンカレーっぽいスープ」という感じなので、本格的なグリーンカレーを想像していると、ちょっと物足りなく感じる人もいそうです。しかし、食べた瞬間にココナッツの香りが広がり、具だくさんでもあるため、満足感はしっかり得られます。


ドロっとしたカレーっぽさは30秒で作れる「カレーポット」の方が強めですが、味はしっかりしており、インスタントとは思えないほど具だくさんのカレーをインスタントスープを作る感覚であっという間に作れるというのはうれしいところ。コンパクトで非常に軽量なため、いざという時の避難バッグに入れておいたり、また登山などアウトドアの時にもオススメです。

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in 試食,   動画, Posted by darkhorse_log

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