メモ

スタートアップとして起業するための資金調達のステップをわかりやすく図式化するとこうなる

By MyTudut

起業にかかるコストは激減し、新しく会社を作ることは比較的簡単になりましたが、だからといって起業するためにはプロダクトのアイデアを出すだけではなく、それをお金に換える方法も知っておく必要があります。スタートアップとして起業するための資金調達方法を図式化した「How to Raise Money For Your Startup」は、これから起業しようという人たちの役に立つはずです。

Funders and Founders » We Connect Start-Ups With Capital » How to Raise Money For Your Startup
http://fundersandfounders.com/how-to-raise-money-for-your-startup/


◆1.主要点を決める
まず、もっとも優れた点に着目して、あなたの企業のメインとなるプロダクトが何であるかを決めます。リーンスタートアップのように、特徴を1つにしぼってしまいます。

By Samuel Rich

◆2.プロトタイプを作る
あなたの企業のメインとなるプロダクトがどのような物かがよくわかるようにモックアップを作って視覚化します。PhotoshopやBalsamiq・紙などを使って1つのプロダクトにつき2~5枚の案を描きましょう。

By striatic

◆3.100~500人を対象にテストを行う
コーヒーショップにいる人たちに頼んだり、FacebookやGoogleの広告を使ったりしてあなたのプロダクト案を多くの人に見てもらいましょう。もし反応がよければ次のステップに進みます。反対に反応が芳しくなければ、前のステップに戻ってプロトタイプを作り直しましょう。

By rommy ghaly

◆4.プロトタイプを作ってみます
最小限のコストで実際に動くプロトタイプを作ります。できればWordpressAppBuilderを使って自分でそれを確認しましょう。

By CarbonNYC

◆5.1万人の反応を見ます
資金調達においてこのステップが最も難しいです。Facebook、Twitter、Eメール、ブログ、テレビ、ラウンチパーティー、他のスタートアップ企業の友人や有名人に見てもらうなど、あらゆる手段を使ってあなたのプロダクトを見てもらい、その反応を見ます。もし反応がなければ「◆1」に戻ってプロダクトを練り直します。

By Gabe Photos

◆6.収益化(マネタイズ)を図る
「◆5」でよい反応を得ることができれば、このステップは必ずしも必要ではありません。しかし、もし可能であれば、あなたはより多くの利益を得ることができるはずです。

By epSos.de

◆7.プロダクト開発
このステップに辿りついたということは、人々の反応が得られ、収益化の準備ができたということです。次はPHPJavaRubyPythonなどを使ってプロダクトのスケーラビリティを確保しましょう。

By racheocity

◆8.事業説明(ピッチ)を作る
プロダクトについて、マーケットの大きさについて、開発チームについて、そして収益化の戦略などの要素を入れた簡潔な事業説明を作ります。

By Victor1558

◆9.投資家を見つけます
ベンチャーキャピタルは500万ドル(約4億円)以上、エンジェルと呼ばれる個人投資家は1ラウンドにつき平均34万5000ドル(約2700万円)の投資を行っています。それらの投資家たちに投資を募りましょう。その際LinkdinAngelListが信頼できる企業を探すのに便利です。そしてプロダクトのデモを行いましょう。

By MyTudut

◆10.事業説明の売り込み
あなたが有能で信頼に足ることを積極的に表現しましょう。あなたが企業を通して何をするか、あなたがいかに適材であるかを多くの人に知ってもらいます。この時あまり熱くなりすぎないよう注意しましょう。

By Thomas Hawk

◆11.チャンスを増やしましょう
資金を募っている間、プロダクトを常に改良していきましょう。投資家たちは開発やマーケティングに投資するわけではありません。いいプロダクトには多くの資金が集まります。

By thinkpanama

◆12.あきらめない
Pandora.comの設立者は300人の投資家に投資を断られました。あなたも勝つためには、決してあきらめずに資金集めを続けて下さい。

By Nhoj Leunamme

なお、この図式は600人のスタートアップ企業の設立者から集められたデータに基づいて作られています。どんなに偉大な設立者でも、初めはこのように地道なステップを踏むことによって、起業のスタートラインに立ってきたというわけです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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