タバコを吸うように「食べ物を吸う」という食べ物の新しい楽しみ方を経験させてくれる「Le Whif(ル・ウィフ)」
肺には入らない約80~300ミクロンというサイズのフレーバーパウダーと化したチョコレートやコーヒーの粉末を吸うというありそうでなかった経験をさせてくれるのがこの「Le Whif(ル・ウィフ)」です。カロリーは1つのLe Whifでも1キロカロリー以下しか無く、オーガニックなチョコレートを使用。コーヒーの場合にはエスプレッソ1杯分と同量程度のカフェインも実際に含まれているというなかなか変わった代物に仕上がっています。
もともとこれはハーバード大学の生物医学工学の教授を務めるBrian Edwards氏とミシュランフレンチシェフであるThierry Marx氏が「食べ物の新しい楽しみ方」というコンセプトで開発したもの。
というわけで、「FOODEX JAPAN 2011」に出てきた実物のレポートは以下から。
LEWHIF | チョコレートで一服しませんか?
http://www.lewhif.jp/
これが「Le Whif(ル・ウィフ)」
茶色がノーマルのチョコレート、水色がミントチョコレート、ピンク色がラズベリーチョコレート、ちょっと金色っぽいものがコーヒーとなっています。
実物はこんな感じ
使い方はこんな感じ、水平に持ってカチッと鳴るまで引っ張り出し、長い方の端を吸って軽く吸い込むとフレーバーパウダーが口の中いっぱいに広がるという仕組み。
こうやって加えて吸います。
イメージ的にはこういうシチュエーションでオサレに吸うわけですね……
1回に吸える量は最適化されており、咳き込んだりしない適切な量となっているのがポイント。また、肺の中に入ったりもしない大きさとなっています。1本に入っている分量は約300ミリグラムで、1回の吸入で約40ミリグラムずつ吸い込まれるため、大体7回程度吸うと使い切る計算。
チョコレート味のパッケージはこんな感じ
これはコーヒー以外の3つの味
中から出すとこうなります
店頭で売る場合はこんなイメージ
なんだか文房具っぽい
海外の本家公式サイトではビタミンを吸うというタイプのものも発売されており、このページによると価格は1本で1.80ユーロ(約204円)、3本入りが4.99ユーロ(約566円、1本あたり約188円)、18本入りが24ユーロ(約2725円、1本あたり約151円)となっています。
ほかにもアイディアとしてはレッドブルのような栄養ドリンクを吸うことによって「吸えば元気に!」というなんだかアレなものも考えているそうで、今後はいろいろと違う方向へも展開しそうな予感です。
なお、開発までの経緯の一部はここを読むとわかりやすいです。
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