取材

7年かけて設計図から製作まで1人で作り上げた全高7メートルのZガンダム


スペインの古代都市タラゴナにはマジンガーZの銅像があるのですが、さすがにマジンガーを見るためだけに行くにしてはスペインは遠すぎます。

そこで、もうちょっと近いところに面白い何かはないかと探してみたところ、岡山県津山市に全高7mのZガンダムの模型があるという情報を得たので、さっそく見に行ってきました。

詳細は以下から。
Zガンダムがあるのは道の駅 久米の里。ガンダムの格納庫が道の駅の建物よりも大きいため、国道181号線を走っていると道の駅よりも先に格納庫が目に入ります。


アニメ中の設定では全高が19.8m、本体重量が28.7トンということになっていますが、このZガンダムは約1/3スケールとなっており全高は7.0m、重量は2トンとなっています。なんと久米町(現・津山市)宮部下に在住の中元正一さんが自分で図面を書き上げて7年がかりで製作し、1999年12月に完成したものだそうです。


オリジナルのメカデザインは藤田一己氏。


脚部には油圧シリンダーなどが組み込まれており、動かせるようになっています。


こうして見てみると意外に小顔ですね。


高さ7mというのはかなりの迫力。


さすがに自力での直立は難しいようで、背中部分で支えられていました。


スネ部分にはスピーカーのようなものが見えています。


格納庫にはエウーゴのマークとZガンダムの番組ロゴが。


平成16年(2004年)には久米町長から感謝状を贈られています。この感謝状によると、このZガンダムの名前は「久米の里ガンダム」のようです。


ムービーでつま先から頭のてっぺんまでなめ回してみました。

全高7メートルのZガンダムつま先から頭のてっぺんまで - YouTube


道の駅 久米の里は第1月曜(祝日の場合は翌日)をのぞく朝9時30分~18時に営業していて、営業時間中であればガンダムを見ることができます。毎年4月の最終日曜日にはガンダムに乗ることができるそうなので、津山方面に出かけた際には寄ってみてはいかがでしょうか。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
よく見てみると何かが違う、鉄くずガンダム - GIGAZINE

「機動戦士ガンダム」の絵画が海外のオークションで高騰、6500万円で落札 - GIGAZINE

ガンダムを学術的に研究する「国際ガンダム研究会」が発足 - GIGAZINE

in 取材,   動画,   アニメ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.