取材

「特撮の神様」の故郷に誕生した「須賀川特撮アーカイブセンター」開館式でシン・ウルトラマン立像お披露目


「特撮の神様」と称される円谷英二氏の故郷・福島県須賀川市に、特撮に関する資料を収集・保存・修復・調査研究することを目的とした施設「須賀川特撮アーカイブセンター」が誕生し、2020年11月3日(火)に開館式が開催されました。式では、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)の庵野秀明理事長や、福島県の内堀雅雄知事らがあいさつを行ったほか、2021年初夏公開の映画「シン・ウルトラマン」の立像がお披露目されました。

アーカイブセンターの所在地は須賀川市柱田字中地前22番地。須賀川駅から車で20分ほど離れたところにあります。


建物北壁側には「須賀川特撮アーカイブセンター」の文字と、巨大な怪獣のシルエットが描かれています。


開館式であいさつを行う庵野秀明氏。


怪獣の名前は須賀川市内の学校に通う児童・生徒や須賀川市民、須賀川市内に勤務している人を対象としてネーミング募集が行われた結果「スカキング」に決定。応募者のうち最優秀賞3名の表彰も行われました。


開館のテープカット

「須賀川特撮アーカイブセンター」庵野秀明氏らによるテープカット - YouTube


最後にサプライズ的に、白い布に包まれた像が運ばれてきました。


ざわつく中、布が外されます。

「須賀川特撮アーカイブセンター」開館式でシン・ウルトラマン立像お披露目 - YouTube


姿を現したのはシン・ウルトラマン。スペシウム光線のポーズを取っています。


高さは台座を含めて約2m。


式典後はアーカイブセンター内に移動し、展示されていました。

決して利便性のいい場所ではないものの、初日から展示を見るために、多くの人が集まっていました。


・つづき
特撮技術を後世に伝えるため貴重な資料を無料公開している「須賀川特撮アーカイブセンター」はこんなところ - GIGAZINE

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in 取材,   動画, Posted by logc_nt

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