レビュー

面白い要素を全部乗せ、ローグライク×デッキ構築×パーティ制RPGの「Chrono Ark」を遊んでみた


「Chrono Ark」は、ローグライクとデッキ構築、そしてパーティ制RPGという3つの要素を組み合わせたシングルプレイ向けRPGです。「面白い要素を3つあわせたゲームが面白くないわけがない!」ということで、実際にプレイして確かめてみることにしました。

クロノアーク デラックスエディション | Game | PLAYISM公式サイト
https://playism.com/game/chrono-ark/


ゲームを起動。さっそく「ゲームスタート」を選択します。


倒れている主人公が起き上がるところからストーリー開始。


マップを右に進んでいくと「本当の自分」とそのパーティが会話しています。過去の記憶を振り返っている模様。主人公の名前は「ルシー」であることも判明しました。


シーンが進むと先ほどのパーティが全滅してしまいました。


「これは終わりではない。新しい始まりだ」


そして自宅のベッドで起床。


外に出ると先ほどのパーティーにいた男性、アザールが話しかけてきました。チュートリアルを勧めてくれるので「戦闘の訓練をする」を選択しました。


戦闘画面はこんな感じ。画面左にマナと手札が並んでいます。毎ターン回復するマナをうまく使いながら画面中央に表示されている敵を倒せばOKというわけです。


戦闘のチュートリアルが終わるとキャラクター選択画面になりました。全部で20人のキャラクター枠がありますがほとんどはロックされていて、現時点で選べるのは6人。今回はアタッカーの「ヘイン」とサポーターの「プレッセル」を選択しました。


2人パーティでステージ1開始です。


エリアを探索中。ミニマップに敵やイベントの位置が表示されています。敵は探索画面でもよく見ると黒いもやで表示されているようですが、全然気付かないレベルなのでミニマップを見ながら探索するのが良さそうです。


敵の位置にいくと戦闘開始。手札には攻撃のカードが4枚並びました。パーティ制ということで、カード1枚1枚にキャラクターの顔が表示されています。「カードを使ったキャラクターの他のカードはそのターン中のマナコストが1増加する」という仕様があるため、複数のキャラクターのカードを使うようにするのがベター。


また、敵のHPバーの下に砂時計マークが表示されています。厳密に「自分のターン」と「敵のターン」が分かれているわけではなく、こちらがカードを1枚使うごとに砂時計のカウントダウンが進み、0になると敵が行動を行います。いつでも使える「待機」コマンドも用意されており、意図的に敵に先に行動させることも可能です。


ダメージを受けても、1度目は削られた部分が「緑色」で表示されます。この状態であれば「回復」カードで回復を行えるほか、戦闘終了時に自動で回復します。一方、HPバーに緑色の部分がある状態でさらにダメージを受けてしまうとHPバーが黒色になり、気軽には回復できない状態になってしまうので注意。


戦闘が終了すると報酬がもらえます。HPバーの黒色部分を回復できるアイテムの「パン」、ゴールド、そして2個の「魂石」がもらえました。


魂石を使うとキャラクターのレベルアップが可能です。


レベルアップするとステータスが全体的に上昇するほか、パッシブスキルが開放されたりスキルを習得したりできます。


スキルは要するに「カード」のことで、3枚から1つを選んで獲得する形。初期状態ではキャラクターごとに6枚のデッキが用意されており、標準の設定では新たにカードを獲得するたびに初期デッキのカードが自動で削除される仕組みでした。戦闘中は全てのキャラクターのデッキを混ぜて1つの山札として使用するというわけです。


戦闘に参加しない主人公のルシーも強化できます。毎ターン使用できる最大マナを増やしたり、ドロー系のカードをデッキに追加したりできます。


イベントマスに入ってみると、宝箱から装備アイテムをゲットできました。


早速装備してみます。各キャラクターごとに2枠の装備欄があり、好きな組み合わせで装備を行えます。


ミニマップで紫色になっているマスではそのエリアのボスが待っています。


最初のボスはケルベロスでした。


途中で入手した「限りない怒り」は1枚でターン中何度でも攻撃できるカード。このカードのようにマナの色が通常の「紫」ではなく「青」になっているカードは「迅速カード」と呼ばれており、プレイしても同じキャラクターのカードのコストに影響を与えないほか、敵の行動ターンも進めない特殊なカードです。


「限りない怒り」は攻撃するたびに一定の「苦痛ダメージ」を受けるというデメリットがあるものの、苦痛ダメージは通常のダメージと違い緑のゲージを減らしません。つまり、こちらのHPが削りきられる前にとどめを刺せるならデメリット無しというわけです。


「止めの一撃」の使用感はこんな感じ。カードの名の通り、マナさえ増やしておけばかなりのHPからゼロまで持って行けます。

面白い要素を全部乗せ、ローグライク×デッキ構築×パーティ制RPGの「Chrono Ark」最初のボスに止めの一撃 - YouTube


いっぱい戦利品をゲットできました。


入手した魂石でルシーのドロースキルをゲットしてみます。全体的にデッキの回転を良くしてくれそうなカードがそろっていました。


ボス戦の後はキャンプファイアが設置されています。キャンプファイアでパンなどの回復アイテムを使うと通常よりも有利な効果で使用できるとのこと。


また、「支援要請」をすると新たに1人をパーティに加入させる事ができます。ここからは3人パーティというわけ。


鍛冶屋では余っている遺物アイテムや装備を合成してリロール可能。


また、絆の証票画面では途中で入手したプレゼントアイテムをパーティメンバーにプレゼントできます。


プレゼントするとキャラクターとのちょっとした個別ストーリーが展開されます。


絆が3段階目に行くと最初のレベルアップ時にカードの選択肢が広がるとのこと。初回のプレイでは関係なさそうです。


キャンプファイアを離れるとセーブポイントがありました。


隣には遺物展示館があります。道中で「遺物」というアイテムを拾っていれば、ここに収めることでパッシブ効果を獲得可能とのこと。


攻略を進めるとピンチに直面するシーンが増えて行きます。HPが0以下になっても「瀕死状態」として一度は耐えられるようになっています。この「瀕死状態」で何らかのダメージを受けると戦闘不能になってしまいます。


マイナスになったHPを回復でプラスに持って行けば瀕死状態を解除できるというわけ。


なかなか危ないシーンも増えてきましたが、サポーターのプレッセルを回復重視、途中で加入させたディフェンダーのアイアンハートをシールド重視で構成した結果、意外と安定して進められています。


各キャラクターに付与する「シールド」はそのキャラクターに対する攻撃しか守ってくれませんが、アイアンハートのカードで「防壁」を構築すれば味方全体を守ってくれます。心強いです。


さらに途中で4人目のメンバーも加入しました。最終的には4人パーティで進めていくというわけです。


時計塔のエリアまでやってきました。


ところがフェニックスが行く手を阻んでいます。


「悪いけど、しょうがない!今回はこれで終わり!」と言われてしまいました。


突然のゲームオーバー。


主人公が記憶を失って倒れているシーンへ。なんだか既視感がありますね。


街へ戻ってきました。家を出てすぐ右隣の建物に「!」マークが付いています。


この建物は「レーリンの研究所」でした。過去の冒険で手に入れた「クレジット」を使用してゲーム全体に影響を及ぼすアップグレードを購入できます。なお、ここで表示されているアイテムは「アンロック」とのことで、一度クレジットを消費してアンロックすると次回以降の冒険で登場するようになるという仕組み。


買えるだけ全部買ってみました。


ところが、その後街にいるキャラクターたちと会話しているとクレジットを消費してスキルブックを入手するイベントが発生。残念ながらクレジットを全部使ってしまっていたのでイベントを進められませんでした。


街の右端へ行くと次の冒険を開始できます。


一般的な「ノーマル」モードのほか、全滅すると体力や攻撃力が増加した状態で復活するいわゆる「お助けモード」の「希望」モードも選択できるようになっています。ストーリーだけを味わいたい人でも大丈夫というわけです。


1回目の冒険で開放条件を満たしていたらしく、新たに2人のキャラクターを選択できるようになっていました。


2回目のプレイということで、コンボを考えつつプレイ。アタッカーのアザールを軸に、0コストで使えるそのターン限りの生成カード「幻影の刃」をコンボさせていきます。


アザールには味方に幻影の刃を配るカードもあるため、「クリティカルに特化したアタッカーのトリーシャに代わりに攻撃してもらう」などキャラクター同士の特性を考えて構築・プレイするのが面白いです。


「昇天斬」は手札にある幻影の刃を倍増させるカード。今回のデッキの切り札です。


幻影の刃を増やしてたたみかけます。

面白い要素を全部乗せ、ローグライク×デッキ構築×パーティ制RPGの「Chrono Ark」幻影の刃で一気にとどめ - YouTube


ボス相手でも一気にとどめを刺せました。考えた通りにうまくデッキが動くと気持ちいいものです。


実際に「Chrono Ark」をプレイしてみると、ローグライク、デッキ構築、パーティ制RPGという3つの要素をかなりうまく組み合わせているな、と思わされました。

特に面白かったのが、キャラクターごとに独立したスキルを覚えさせながら、戦闘では全員分のスキルを1つのデッキとして扱うという仕組み。最初のプレイでは強そうなスキルを選びながら進めるだけでも十分楽しめましたが、2回目になると「このキャラクターの能力を別のキャラクターのスキルと組み合わせると強いのでは?」と考える余裕が生まれ、狙ったコンボが成立した時の気持ちよさも味わえました。


さらに、ゲームオーバーになると全てが終わるわけではなく、拠点で新たなアイテムやスキルなどをアンロックし、次の冒険へとつなげていく仕組みも用意されています。周回することで物語も少しずつ明らかになっていくとのことで、「次は別のキャラクターでこんなデッキを作ってみよう」と考えながら何度も挑戦したくなる作りになっています。「面白い要素を3つあわせたゲームが面白くないわけがない!」と思ってプレイを始めましたが、それぞれの要素が互いを引き立てるように作られた、期待を裏切らない遊び応えのあるゲームでした。

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