イーロン・マスクのSpaceXとxAIが音声制御のドローン群を作るために国防総省主催の秘密コンテストに参加していたとの報道

音声を基に複数のドローンを操作する技術を競うアメリカ国防総省のコンテストに、イーロン・マスク氏がCEOを務めるSpaceXとxAIが参加していたとBloombergが報じました。
SpaceX to Compete in Pentagon Contest for Autonomous Drone Tech - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-02-16/spacex-to-compete-in-pentagon-contest-for-autonomous-drone-tech
事情に詳しい関係者によると、国防総省のコンテストは音声コマンドをデジタル指示に変換して複数のドローンを運用できる高度な技術の開発を目的としたものだったとのこと。複数のドローンを同時に飛行させること自体はすでに可能ですが、海上および空中で複数のドローンを群れとして指揮し、標的を追跡しながら自律的に移動させるソフトウェアの開発は依然として課題で、国防総省は目的を果たせる企業を探していたとのことです。
そのコンテストに、SpaceXとxAIが参加していたと伝えられています。AIを活用した兵器開発という新たな分野への参入は、マスク氏にとって新しく、そして潜在的に物議を醸す展開となります。マスク氏はAIの進展に熱心ですが、同時に「人を殺すための新たな道具」を作ることには反対すると以前から主張してきた人物の一人でもあります。
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国防総省のコンテストは、スタートアップ企業を取り込むことを目的とする国防イノベーション部門(DIU)と、特殊作戦軍の一部として第二次トランプ政権下で新設された国防自律戦闘グループ(DAWG)によって共同で開始されたものだとのこと。DIUはBloombergのコメント要請に応じませんでした。
xAIは近年、アメリカの「機密」または「最高機密」レベルのセキュリティクリアランスを保持するエンジニアをワシントンや西海岸から積極的に採用しています。同社のウェブサイトによると、政府機関、国防総省、または連邦請負業者とAI、ソフトウェア、データ関連プロジェクトで働いた経験のあるソフトウェアエンジニアを募集しており、採用プロセスは1週間以内に完了するとしています。

xAIはまた、軍人および民間人の能力向上を目的として同社のGrokチャットボットを政府サイトに統合する契約を陸軍省と締結したと発表していて、政府との関係を強めています。
SpaceXは長年の防衛請負業者ですが、これまでは再利用可能な宇宙ロケットや衛星の製造に注力しており、宇宙探査、軍事通信、情報システム向けの技術を中心としてきました。マスク氏は自ら標的を選択し攻撃し得る攻撃型自律兵器の禁止を訴えてきた人物で、自律兵器の危険性を警告するAIおよびロボティクス研究者による公開書簡にも署名しています。
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なお、2026年2月にはSpaceXがxAIを買収する措置を完了しています。
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in メモ, Posted by log1p_kr
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