AI

アメリカのテレビ賞である「エミー賞」の規則が変更され生成AIの使用について明文化、エントリーは可能だが審査員が生成AIの使用について問い合わせる権利を持つ


アメリカ合衆国で放送される優れたテレビドラマや番組、テレビ業界の功績を表彰する「エミー賞」が2026年のルール変更を発表しました。新しいルールではAIについての内容が追加され、生成AIを使用した番組の応募について明文化されています。

Rules Changes for 78th Emmy Competition Announced | Television Academy
https://www.televisionacademy.com/features/news/awards-news/260109-emmys-rules-changes


Emmy Rule Changes Address AI, TV Movie Category, More
https://deadline.com/2026/01/emmy-rule-changes-2026-1236677345/

第78回エミー賞に向けたルール改訂が2026年1月9日に発表されました。新しいルールでは、一部カテゴリーの名称変更や短編シリーズ系カテゴリーの分割、音楽や音響系カテゴリーの微調整などが行われています。また、視聴者や業界に長く影響を与えた番組に対する新しい表彰カテゴリーである「Legacy Award」が新設されました。


さらに、「AI Statement」としてAIに関するルールと手順が追加されました。新しいルールは、「テレビジョン・アカデミーは、応募作品におけるAIの使用について調査する権利を留保します」と定めています。

この新しいルールでは、生成AIで制作した作品を禁止するものではなく、エントリーは基本的に受け付けています。その上で、エミー賞の運営委員会は、提出作品について「AIを使用しているかどうか」を問い合わせる権利を持ちます。AIを全面的に禁止するルールではなく、AIをどの程度、何に使われたのかという透明性を求める仕組みになったというわけです。


ルールにはAIの使用について調査する権利の留保と合わせて「テレビジョン・アカデミーの選考では、物語を生き生きと伝えるために使用されたツールに関わらず、人間による物語の語りを重視しています」との記述もあり、ルール変更の意図が強調されています。

作品賞や俳優賞など主要部門を表彰する式典である第78回プライムタイム・エミー賞は、現地時間の2026年9月14日に開催されます。また、撮影・編集・音響など制作現場の技術的功績を対象としたクリエイティブ・アーツ・エミー賞は、同年9月5日と9月6日に開催されます。なお、2026年版のエミー賞の正式ルールおよびエントリー手順についての文書は2026年1月19日に公開予定です。

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in AI,   創作, Posted by log1e_dh

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