「YouTubeをTVで見る視聴者の数」が昼間の平均で630万人に到達、「見るものがないときはとりあえずYouTube」が多数

テレビで動画配信サービスを見られるようになったことで、「テレビでYouTubeやNetflixを見る」という視聴者が増加しているのですが、特にYouTubeの伸びが著しく、アメリカでは昼間時間帯の平均視聴者数が630万人に達していることがわかりました。これはNetflixの280万人を2倍以上上回る数字です。
Broadcast and Streaming Serve Up a Historic Month of TV in Nielsen’s The Gauge™ | Nielsen
https://www.nielsen.com/news-center/2025/nielsens-the-gauge-broadcast-and-streaming-power-historic-month/
YouTube Has a Firm Grip on Daytime TV - The New York Times
https://www.nytimes.com/2025/12/23/business/media/youtube-has-a-firm-grip-on-daytime-tv.html
リモコンに「Netflix」ボタンが搭載されたテレビがもはや珍しいものではないように、テレビは放送されている番組を見るだけでなく、配信サービスの視聴にも利用されています。

調査会社ニールセンのデータによると、2025年3月の時点でテレビの総視聴時間のうち43.5%が「配信サービスを見る」で占められています。
アメリカではテレビの視聴時間の半分近くを「配信」が占めていてYouTubeは全体の11.6% - GIGAZINE

2025年12月のデータではさらに数字が伸び、配信サービスの割合は46.7%にまで高まりました。内訳はYouTubeが12.9%、Netflixが8.3%、Disney+が4.7%、Amazon Prime Videoが3.8%などとなっています。
集計対象となった2025年11月は特にテレビ視聴機会が増える感謝祭を含むため、総視聴時間は「1034億分」だったとのこと。配信で特に人気だったのはNetflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で、視聴時間はおよそ120億分でした。
ニールセンによれば「日中はYouTubeをつけておく」というテレビ視聴習慣が広がることによりYouTubeのシェアが伸びていて、昼間の視聴者数は平均で630万人に達しているとのこと。一方、夜になるとYouTube以外も見る人が出てきて、ライバル間で視聴者数は横並びになるそうです。
調査の中では、「テレビやその他の配信で見たいものがないとき、とりあえず人々はYouTubeを選ぶ」という傾向が確認されており、今後もYouTubeはリードを維持しそうです。
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in メモ, ネットサービス, Posted by logc_nt
You can read the machine translated English article The number of people watching YouTube on….







