メモ

男性ドライバーが女性専用配車サービスをめぐりUberとLyftを提訴


UberとLyftでタクシードライバーを務める男性らが、女性ドライバーと女性客をマッチングさせる配車サービスを巡り両社を提訴しました。原告らは、このサービスが男性の経済的損失につながっていると主張しています。

almond-v-uber-class-action-complaint.pdf
(PDFファイル)https://www.courthousenews.com/wp-content/uploads/2025/11/almond-v-uber-class-action-complaint.pdf

Ride-hailing companies sued over gender preference programs | Courthouse News Service
https://www.courthousenews.com/ride-hailing-companies-sued-over-gender-preference-programs/

Male Drivers Sue Uber and Lyft for Discrimination Over Women-Only Ride-Hailing | TIME
https://time.com/7332356/uber-lawsuit-sex-discrimination-lyft/


Uberは2025年7月、女性客が希望すれば女性運転手を、女性運転手が希望すれば女性客を紹介するというサービス「Women Preference」を発表しました。これは過去数年にわたりUberに寄せられた数千件のセクハラ・暴行訴訟を受けて導入されたもので、女性が安心してタクシーに乗車できるようになることが期待されています。

女性客が女性運転手を選べるようにする性別マッチングシステム「Women Preference」をUberが導入 - GIGAZINE


Lyftは2023年に同様のサービス「Women+ Connect」を始めており、女性あるいはノンバイナリーを同性とマッチさせていました。

ところが、これらのサービスに対し、4人の男性ドライバーが違法だと訴え出ました。


原告らは、「これらのサービスにより男性が差別を受け、本来得られるはずの乗車機会を減少・変更させられている」と主張。加えて、「男性は女性より危険だという固定観念を強化している」として、企業による性差別が行われていると指摘しました。

原告らが訴訟を提起したカリフォルニア州は、アメリカで最も強力な反差別法を擁するといわれています。訴状によると原告らは、人種や性別、宗教などで差別してはならないとする「アンルー公民権法」を盾に戦おうとしているようです。アンルー公民権法は、バーで女性客が男性客よりも安く飲めるサービスを違法とするなど、慣習として黙認されていたサービスをも是正しようとする法律です。

原告らは、カリフォルニア州の全男性ドライバーに1人あたり4000ドル(約62万5000円)の損害賠償を支払うよう求めました。


Women PreferenceやWomen+ Connectを支持する人は、「安全上不可欠」「女性ドライバーの方が断然安心できる」「男性ドライバーにはこれまで何度も不快な思いをさせられた。特に女子会での外出時には」といった声を寄せています。

こうしたサービスを支持しないヘリテージ財団は、「このサービスは性差別法に違反する」「ドライバーに対し、男性乗客を無視するという差別的権限を与えることになる」「タクシー運転手が黒人の乗客に対して行う差別と同じ」と指摘しています。

UberとLyftは、こうしたサービスがユーザーから強く要望されていたものであり、ユーザーの安全感を高めることが目的だと主張し続けています。


Uberが2021年から2022年を対象に発表した安全報告書によると、同社は深刻な性的暴行または不適切な行為に関する報告を2717件受け付けており、そのうち68%はドライバーに対する行為だったそうです。最も多かった報告内容は、同意のない身体接触および性行為でした。また、性行為の報告者は女性に偏っており、被害者の89%が女性、男性は8%、残りはノンバイナリーなどでした。

2021年、Lyftも同様の報告書を発表。2019年の乗車中における性的暴行の報告は1800件以上、2017年から2019年までの乗車中の性的暴行報告は4000件に上ったと伝えました。

両社とも、このプログラムは優先であり保証ではないと強調しており、乗客は男性ドライバーもとマッチングする可能性があると述べました。

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in メモ, Posted by log1p_kr

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