現代人の「毎日ライオンと戦っているような生活」がストレス増加につながっていると人類学者が主張

現代人はさまざまなテクノロジーの恩恵を受けて便利で豊かな生活を送っていますが、その一方で慢性的なストレス増加が問題視されています。スイスやイギリスの人類学者らが、現代人の慢性的なストレス増加は「現代社会と生物学的特性のミスマッチ」に起因する可能性があるとの研究結果を発表しました。
Homo sapiens, industrialisation and the environmental mismatch hypothesis - Longman - Biological Reviews - Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/brv.70094

Into the Woods | | UZH
https://www.news.uzh.ch/en/articles/news/2025/into-the-woods.html
Stressed? Your Body Thinks You're Fighting Lions Every Day, Say Anthropologists : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/stressed-your-body-thinks-youre-fighting-lions-every-day-say-anthropologists
人類は約1万年前から、自分たちの生活のために周囲の環境を変化させてきましたが、18世紀の産業革命に伴って都市化と工業化が劇的に加速しました。記事作成時点では、世界人口の半数以上にあたる推定45億人が都市圏に居住しており、2050年までにその人数は65億人に達するとみられています。
そんな中、スイスのチューリッヒ大学の進化人類学者であるコリン・ショー氏と、イギリスのラフバラー大学の進化人類学者であるダニエル・ロングマン氏らは、「慢性的なストレス増加は現代社会と人類の生物学的特性のミスマッチに起因する可能性がある」という研究結果を発表しました。2人は、人類の生物学的特性は都市の密集した環境ではなく、自然の中で過ごすことに適応しているのだと主張しています。
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in 無料メンバー, サイエンス, Posted by log1h_ik
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