「四国グリーン紀行」で特急列車をフル活用してJR四国全路線に乗車する旅行をしてみた・3日目

JR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の特急列車(グリーン車)および普通列車を4日間利用できる「四国グリーン紀行」で、一気にJR四国全路線に乗ってみようという、ただただ鉄道に乗るだけの旅を行うことにして3日目。初日にスタートを切った高松からの再始動となります。
四国グリーン紀行 |四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ)
https://www.jr-eki.com/ticket/brand/2-3UW
1日目、2日目の様子は以下の記事にまとめています。
「四国グリーン紀行」で特急列車をフル活用してJR四国全路線に乗車する旅行をしてみた・1日目 - GIGAZINE

「四国グリーン紀行」で特急列車をフル活用してJR四国全路線に乗車する旅行をしてみた・2日目 - GIGAZINE

◆特急しまんと1号:高松→窪川
3日目、朝の高松駅。

初日より1時間ほど遅いスタート。6時台は徳島行きの特急うずしお、岡山行きの快速マリンライナー、松山行きの特急いしづち、中村行きの特急しまんとが8分の間に次々と出発します。

乗車するのは中村行きの特急しまんと1号。

出発予定の4列車が揃いました。

しまんとの出発は6時4分。2日前、5時台に坂出駅を出たときはまだ日が昇るか昇らないかぐらいでしたが、さすがに6時は明るくなっています。

車窓から瀬戸大橋がはっきりと確認できました。

多度津から土讃線に入り、四国を縦断していきます。香川県らしい、ため池のある風景。

土讃線の秘境駅として知られる坪尻駅を一瞬で通過。

香川・徳島県境の山地を抜けると、吉野川流域の町並みが見えてきます。

大きな鉄橋で吉野川を渡る土讃線。

阿波池田駅に到着です。

行き違いをした特急はアンパンマン列車でした。初日にアンパンマン列車に乗っていた際、行き違いで停車していると向かいの車両からスマートフォンを向ける人が多いと感じていましたが、いまこうして眼前に停車されると納得。こう見えていたとは……。

阿波池田を出ると土讃線は吉野川沿いの渓谷地帯を進んでいきます。徳島自動車道ははるかな上空を高い橋梁でトンネルへ突っ込んでいます。

進行方向右手側には名勝「大歩危小歩危」。

大歩危峡に張り出すように建てられた「道の駅大歩危」が見えました。

お互いによく見えるので、道の駅で食事をしながら列車を見ることもできます。
絶景「大歩危峡」を眺めつつ肉味濃厚な「イノシカバーガー」を食べてきた - GIGAZINE

大歩危駅からは「祖谷のかずら橋」方面へ向かうバスが出ています。

車窓で見かけた廃橋。

山を越えて高知県に入り、高知の市街地を抜けてさらに西へ。高知駅から伊野駅までは断続的に土佐電鉄と並走します。このあたりは昨日、反対方向に移動した部分でもあります。

仁淀川。

1日ぶりの須崎駅ですが、今日も下車せず通過のみです。

中村までは行かず、9時26分に窪川駅でしまんと1号を下車しました。

◆予土線普通:窪川→宇和島
次の列車は10時43分発で1時間以上あります。空腹でなにか食べたかったのですが、駅待合室に隣接する「しまんとえきめしFORM」は残念ながら11時開店ということで、外へ。

JR窪川駅。左奥の大きな建物は土佐くろしお鉄道窪川駅。乗り換えであれば外に出なくても駅構内で可能です。

窪川駅前にはさまざまなバスが停車していました。

かなりいろいろな方向への路線があり、バスの旅であれば重宝するところです。

窪川駅をまたぐように設置されている通路は、駅の東西にある四万十町役場の庁舎を結ぶ役割もある自由通路。

駅東側にある「JA高知県みどり市」に立ち寄りました。

産直野菜類のほかに、弁当・惣菜類の扱いもあります。

朝食をまだ食べていなかったので、四万十ポーク米豚使用のカツ丼を購入。イートインスペースもあり、助かりました。

もうちょっと何か欲しいところだったので、「道の駅あぐり窪川」のアイスクリームを購入。

「四万十のしぼりたて生乳仕込み」とのことで、生乳の風味がたっぷりです。

窪川駅北側から見た風景。

ぐるっと回って駅に戻ってきました。待合室には「まちなか水族館」があり、ヨシノボリやカワムツ、オイカワが展示されています。

そろそろホームへ。初日は運転見合わせのために乗れなかった予土線で、宇和島に向かいます。

細かくいえば、窪川駅から隣の若井駅の先にある川奥信号場までは土佐くろしお鉄道中村線にあたります。若井駅から川奥信号場を通って土佐くろしお鉄道と分かれ、次の家地川駅に到着するまでの後方展望はこんな感じ。
予土線・若井駅出発~川奥信号場で分岐~家地川駅到着までの後方展望 - YouTube

四万十川の流れ。予土線は多くの区間で川沿いを走ります。

途中、土佐大正駅で28分の行き違い待ちがあります。トイレ休憩のついでに駅舎の外観を確認。

駅前の道路には「国鉄土佐大正駅」との案内板が残っていました。

ホームと駅舎を結ぶ通路には、予土線全通時の新聞記事や写真などが展示されていました。

列車にもホームにも人がいっぱいだったことが見受けられます。

そのほか、地元の小学生や高校生によるアートも展示されています。

行き違う窪川行きの列車がやってきました。トロッコ車両は連結していませんが「しまんトロッコ」です。

ここまで2時間走ってきてあとわずかの窪川行きと、ここから2時間の旅路の宇和島行き。

四万十川の横を走ったり、橋で渡ったり。

四万十川といえば、増水時に川の中に沈むよう作られた沈下橋が有名。

車窓からも複数の沈下橋を見られます。

これも有名な半家(はげ)駅。名前は近くの集落の名前から取られています。

半家駅を過ぎるとそろそろ四万十川とはお別れ。

江川崎駅の手前で予土線は広見川沿いへと移ります。

江川崎駅。予土線で宇和島~窪川間を結ぶ列車は1日5往復ですが、宇和島~江川崎間には区間列車が4往復あります。

穏やかな流れの広見川。

松丸駅は「森の国ぽっぽ温泉」を併設しています。

松丸駅を過ぎると広見川からも離れて、「川沿いを走る渓谷の観光路線」ではなくなっていました。

近永駅で再び行き違い。次の窪川行きは海洋堂ホビートレイン・かっぱうようよ号でした。

強い日差しの中を進みます。

宇和島に向けて、光満川沿いを登っていきます。進行方向右側に松山自動車道が見えますが、その一山向こうの高串川沿いを予讃線が走っています。

窪川駅を出て2時間46分、13時29分に宇和島駅に到着しました。

◆特急宇和海18号:宇和島→伊予市
次の列車まで20分ぐらいあるので、ちょっと何かおなかに入れたいところ。

旅の初日は雨で濁った水が流れていた駅前の水路は、穏やかな流れに。

この水路沿いに「うしおにカフェ」というクレープ屋があったので、クレープを食べることにしました。

1番人気だというシュガーバター(300円)。縁はカリカリ、中はモチモチです。

さて、特急宇和海で松山方面へ出発です。

特急宇和海は伊予大洲から海沿いを通らない内子線経由を走行します。

◆伊予鉄道:郡中港~松山市・横河原・高浜
松山までは乗車せず、15時9分、伊予市駅で下車。

乗車していれば15時18分に松山に到着していました。

しかし、すでに予讃線は1日目に乗車しているので「どうせ乗り換えができるなら」と、伊予市駅からわずかな距離にある伊予鉄道の郡中港駅に移動し、伊予鉄道で松山市内へ移動することにしました。15時14分発です。

伊予鉄道には松山市駅から高浜駅・横河原駅・郡中港駅へ向かう3つの「郊外電車」と松山市内を走る「市内電車」(路面電車)があります。

郡中港から松山市に入り、そこから横河原へ。

さらに高浜へ、と伊予鉄道の郊外電車にも乗りまくってみました。残念ながら、伊予鉄道の郊外電車には「1日フリーきっぷ」はありません。

夕食は洋食屋ブルドッグ歩行町店へ。

名物だという「ロイヤルハイシ」(750円)を注文しました。

肉たっぷりのハヤシライスを薄焼きのとろとろ卵で包んだ一品。じゅわっとおなかに染み渡ります。

松山市内に宿泊し、最終日に備えます。
3日目の移動結果を加えたマップ。赤線は鉄道移動、青線はバス移動を示します。また、松山周辺に伊予鉄道郊外電車の線も加えました。厳密には、JR松山駅と伊予鉄道松山市駅は別の駅です。残る未乗車のJR四国路線は徳島線と鳴門線のみとなりました。

・つづき
「四国グリーン紀行」で特急列車をフル活用してJR四国全路線に乗車する旅行をしてみた・4日目 - GIGAZINE
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