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ついにGoogle検索のキャッシュ提供が完全終了


Googleが検索サービスで提供していたキャッシュが完全に削除されたことが報じられました。2024年初頭にキャッシュへのリンクが削除された際には、検索演算子を使ったキャッシュページ閲覧機能は残されていましたが、それも閲覧できなくなりました。

Google Cache Is Now Fully Dead
https://www.seroundtable.com/google-cache-dead-38112.html

Googleは以前、検索結果に表示される「この結果について(About This Result)」メニューにキャッシュへのリンクを付けていましたが、2024年1月下旬ごろにそのリンクが表示されなくなりました。

Googleがついに検索結果ページでのキャッシュ提供を終了 - GIGAZINE


当時、Google検索の担当者はキャッシュページについて「これはページが読み込まれるかどうかあてにならなかった時代に、人々がページにアクセスするのを助けるためのものでした。最近はだいぶ改善されてきているので、引退させることにしました」と説明しています。

Googleはまた、検索演算子の「cache:」とURLを入力することで見られるキャッシュについても近いうちに削除すると予告していましたが、今回この機能が予告通り削除されました。

以下は、2024年2月の時点でGoogleが保存していたhttps://gigazine.net/のキャッシュです。


しかし、記事作成時点で「cache:https://gigazine.net/」と入力しても、結果が表示されなくなっています。


Search Engine Marketingというフォーラムのまとめサイト・Search Engine Roundtableは、キャッシュが消える日に備えて毎日「cache:seroundtable.com」で検索しており、キャッシュ機能が削除されたのは2024年9月24日6時(アメリカ東部時間)に記事が公開される前の12時間のどこかだとのことです。

なお、Googleは代替措置としてAbout This ResultメニューにWayback Machineへのリンクを提供するとしています。

Google検索から直接Internet Archiveでアーカイブされたウェブページを閲覧できるように - GIGAZINE

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in ネットサービス, Posted by log1l_ks

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