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Xiaomi初の縦折りスマホ「Xiaomi MIX Flip」&オールカーボンアーキテクチャ採用の折りたたみスマホ「Xiaomi MIX Fold 4」を発表


Xiaomiが同社初の縦型折りたたみスマートフォンの「Xiaomi MIX Flip」と、従来型の折りたたみスマートフォンの最新モデルとなる「Xiaomi MIX Fold 4」を発表しました。



Xiaomi Mix Fold 4 and Mix Flip foldables officially launch in China
https://9to5google.com/2024/07/19/xiaomi-mix-fold-4-and-mi-flip-foldables-officially-launch-in-china/

Xiaomi Mix Flip announced with a big cover screen, big 4,780mAh battery - GSMArena.com news
https://www.gsmarena.com/xiaomi_mix_flip_announced_with_a_big_cover_screen_big_4780mah_battery-news-63780.php

Xiaomi Mix Fold 4 is here: thinner and lighter body, SD 8 Gen 3 and 5x periscope camera - GSMArena.com news
https://www.gsmarena.com/xiaomi_mix_fold_4_debuts_with_thinner_and_lighter_design_sd_8_gen_3_and_5x_periscope-news-63784.php

Xiaomi Mix Flip and Mix Fold 4 hands-on review - GSMArena.com tests
https://www.gsmarena.com/xiaomi_mix_flip_mix_fold_4_hands_on-review-2728.php

◆Xiaomi MIX Fold 4
Xiaomi MIX Fold 4は6.56インチの外部ディスプレイと、7.98インチの内部ディスプレイを搭載した折りたたみスマートフォン。ディスプレイはどちらも最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、ピーク輝度は3000ニトです。他にも、HDR10+Dolby Visionにも対応しています。


折りたたんだ状態での薄さが9.47mm、広げた状態だと4.59mmで、重量はわずか226gです。


オールカーボンアーキテクチャを採用しており、ヒンジからディスプレイのバックプレートに至るまで、あらゆるパーツが「T800H」のカーボンファイバー製となっています。なお、ヒンジは1800MPaの高強度ステンレススチールとT800Hのカーボンファイバーで作成されたもので、最大50万回の折りたたみ動作に耐えられます。


Xiaomi製折りたたみスマートフォンとしては初めてIPX8相当の防水性能を実現。


プロセッサはQualcommのSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており、メモリ(RAM)は12GBもしくは16GB、ストレージ(ROM)はUFS 4.0対応の256GB・512GB・1TBのものを選択可能です。バッテリー容量は5100mAhで、67Wでの有線ケーブルでの充電および、50Wでのワイヤレス充電に対応しています。

内部ディスプレイはディスプレイ下部にカメラが搭載されており、背面のメインカメラはライカブランドのクアッドカメラを搭載。メインカメラの構成は50メガピクセルのメインカメラ、50メガピクセルの3.2倍ズーム可能な望遠カメラ、50メガピクセルの5倍ズーム可能なペリスコープカメラ、12メガピクセルの超広角カメラです。


Xiaomi MIX Fold 4の実機レビューを公開しているテクノロジーブログのMulticoreは、「Xiaomi MIX Fold 4は手に持った時の感覚が普通のスマートフォンに非常に近いです。折りたたんだ状態だと厚さは9.47mmで、MIX Fold 3よりも1mm以上薄くなっており、Galaxy Z Fold 6の12.1mmよりもはるかに薄いです。また、重量は226gで、iPhone 15 Pro Maxと5gしか差がありません」と記し、端末の薄さとサイズ感に好印象を持ったことを伝えています。

テクノロジーメディアのGSMArena.comは、逆にXiaomi MIX Fold 4が薄すぎるため側面の電源ボタンの使い心地が悪いと指摘。ただし、ヒンジ部分はXiaomi MIX Flipよりも頑丈で、スムーズな動作で非常に安定していると言及。また、閉じた状態でディスプレイとディスプレイの間にほとんど隙間ができない点も評価しています。


ただし、背面ガラスはやはり「指紋は付きにくいものの、傷がつきやすい」とのこと。

なお、Xiaomi MIX Fold 4の販売価格はRAMが12GB、ROMが256GBの最も安価なもので1237ドル(約19万5000円)、RAMが16GBでROMが1TBの最も高価なもので1513ドル(約23万8000円)です。

◆Xiaomi MIX Flip
Xiaomi MIX FlipはXiaomi初のクラムシェル型の折りたたみスマートフォンで、折りたたんだ状態だと正方形に近い形になります。折りたたんだ状態でも4.01インチのディスプレイを利用可能ですが、以下のように左上にデュアルカメラがあることでディスプレイの表示領域は逆L字型になってしまっています。


内側のディスプレイは6.86インチのOLED(有機ELディスプレイ)で、リフレッシュレートは最大120Hz、最大輝度は3000ニトです。本体は折りたたみ時の薄さが15.99mm。


カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ブルーの3色。


プロセッサはQualcommのSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており、RAMは12GBもしくは16GB、ROMはUFS 4.0対応の256GB・512GB・1TBのストレージを選択できます。バッテリー容量は4780mAhで、67Wでの有線ケーブルでの充電に対応していますが、ワイヤレス充電に関する記述はありません。

メインカメラはデュアルカメラで、50メガピクセルのカメラと50メガピクセルの2倍ズーム可能な望遠カメラという構成。内側のディスプレイはパンチホールディスプレイになっており、32メガピクセルのインカメラを搭載しています。なお、Xiaomi MIX Flipのカメラもライカブランドのものが搭載されているそうです。


Xiaomi MIX Flipの実機を使用したMulticoreは、外型の4.01インチディスプレイが外側パネル全体を覆っていることを高評価しており、他社製の縦型折りたたみスマートフォンよりおディスプレイが広々としていると指摘しています。ただし、普段使用しているアプリケーションをインストールすることができなかったため、実際の使用感は不明と記述しています。

GSMArena.comは「Xiaomi MIX Flipの背面ガラスはベルベットのような触り心地で、とても気持ちいいのですが、残念ながら傷がつきやすいです。私がレビューした端末はすぐに傷がつきましたが、特に不注意な取り扱いをしたわけではありませんでした。ただし、指紋や汚れはあまりつきません」と記しています。

また、ヒンジ部分はかなりしっかりしており、スムーズに調整可能でどの角度でも開いたまま固定することができるそうです。ディスプレイを180度開くとカチッという音が鳴る模様。ディスプレイを90度で開いている際のみ、若干のぐらつきがみられるそうです。なお、GSMArena.comはディスプレイを閉じた際に2つのディスプレイの間に隙間がまったくできない点も高評価しています。

ただし、メインディスプレイの折り目部分は以下のように「確かに目立つ」そうです。


Xiaomi MIX Flipの販売価格はRAMが12GB、ROMが256GBの最も安価なもので825ドル(約13万円)、RAMが16GBでROMが1TBの最も高価なもので1004ドル(約15万8000円)です。

なお、Xiaomi MIX FlipとXiaomi MIX Fold 4が発表された新製品発表イベントはYouTubeで視聴可能です。

Lei Jun Annual Speech 2024 - YouTube

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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