ライカブランドのクアッドカメラ&専用グリップでスマホカメラの限界に挑んだ「Xiaomi 14 Ultra」の外観を徹底チェック
Xiaomi(シャオミ)の「Xiaomi 14 Ultra」は、大型センサーを搭載したライカブランドのカメラが特徴のスマートフォンです。そんなXiaomi 14 Ultraと、専用カバーやカメラグリップなどが詰まった「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」がGIGAZINE編集部に届いたので、まずは外観を詳しくチェックしてみました。
Xiaomi 14 Ultra | Xiaomi Global
https://www.mi.com/global/product/xiaomi-14-ultra/
Xiaomi 14 UltraとXiaomi 14 Ultra Photography Kitのパッケージはこんな感じ。
Xiaomi 14 Ultraの箱の中には、Xiaomi 14 Ultra本体、電源アダプター、USBケーブル、黒い小箱が入っていました。
電源アダプターの出力は90W。スマートフォン付属の電源アダプターとしては高い出力です。なお、サンプル品のため端子の形状が日本のものと異なりますが、製品版では日本のコンセントに挿入できる電源アダプターが付いてきます。
黒い小箱の中には、透明の専用カバー、クイックスタートガイド兼保証書、安全に関する説明書が入っていました。
Xiaomi 14 Ultra本体の見た目はこんな感じ。3200×1440ピクセルの有機ELディスプレイを搭載しています。
ディスプレイは縁の部分が曲面になっています。
また、上部にはパンチホール型のフロントカメラが搭載されています。フロントカメラの画素数は32MPです。
背面の黒い円形の部分にはカメラが搭載されています。
背面にはXiaomiが開発した「ナノテックヴィーガンレザー」が張られており、滑りにくくなっています。
カメラは超広角カメラ、メインカメラ、望遠カメラ、ペリスコープ式の超望遠カメラの4種が搭載されています。すべてのカメラにライカブランドが付与されており、4つのカメラを合わせて「LEICA VARIO-SUMMILUX 1:1.63-2.5/12-120 ASPH」というカメラシステムを構成しています。
4種のカメラの詳細なスペックは以下の通り。メインカメラにはスマートフォン向けカメラとしては大型な1インチセンサーが搭載されています。
役割 | 画素数 | 焦点距離(35mm換算) | 絞り値 | 手ブレ補正 | センサー |
---|---|---|---|---|---|
超広角 | 50MP | 12mm | f/1.8 | あり | 1インチ |
メイン | 50MP | 23mm | f/1.63-f/4.0 | あり | IMX858 |
望遠 | 50MP | 75mm | f/1.8 | あり | IMX858 |
超望遠 | 50MP | 120mm | f/2.5 | なし | IMX858 |
円形のカメラ部分は他の部分と比べて約6mm出っ張っています。
背面を下にして机に置くと、カメラ部分の縁が机に接触します。
左側面にはボタン類はありません。
右側面には音量調整ボタンと電源ボタンを搭載しています。
天面にはスピーカーを搭載。
底面には左からスピーカー、USB-Cポート、SIMカードスロットが配置されています。
Xiaomi 14 Ultraの重さは実測で220g。
付属の透明ケースを装着するとこんな感じ。ケースは薄型かつ無色透明なので、あまり目立ちません。
背面はこんな感じ。
カメラ部分はケースの方が大きく飛び出す形状。
カメラよりケースの方が飛び出ているため、背面を下にして机に置いてもカメラと机が接触せず、傷を防げます。
デイスプレイ側を下にして置いた場合も、ディスプレイと机の接触を防ぐことができます。
続いて、カメラ関連グッズが入ったXiaomi 14 Ultra Photography Kitの中身をチェックします。
箱を開けると、カメラ関連グッズが現れました。
箱の中身は左上から順に専用ケース、カメラグリップ、装飾用リング、67mmフィルター装着用アダプターリング、ストラップ、カメラグリップの説明書、各種リングの説明書、保証書です。
Xiaomi 14 Ultraに専用ケースを装着するとこんな感じ。カメラっぽい雰囲気が増します。
カメラグリップの見た目はこんな感じ。
カメラグリップにはカスタム可能なダイヤル、シャッターボタン、カスタム可能なレバー、録画ボタンが搭載されています。
カメラグリップの底面にはストラップを通す穴とUSB-Cポートを搭載。
内側にはUSB-C端子が搭載されており、Xiaomi 14 UltraのUSB-Cポートに挿入して接続できます。なお、カメラグリップには1500mAhのバッテリーが搭載されており、カメラグリップからXiaomi 14 Ultraを急速充電できます。
カメラグリップをXiaomi 14 Ultraにセットするとこんな感じ。
Xiaomi 14 Ultraに専用カバーとカメラグリップを装着した際の重さは実測で315g。
カメラグリップによって、片手で安定した状態で保持できます。背面から見ると、スマートフォンとは気付かなそうな見た目。
専用カバーに装着されているリングはリング周辺のボタンを押しながら回すことで取り外し可能。
リングだけ外せます。
リングは、付属の装飾用リングや67mmフィルター装着用アダプターリングと交換可能。
装飾用リングを装着するとこんな感じ。
67mmフィルター装着用アダプターリングを装着すれば、交換レンズ用に市販されているレンズ保護フィルターなどのパーツを取り付けられます。
なお、Xiaomi 14 Ultraのスペックは以下の通りです。
モデル名 | Xiaomi 14 Ultra |
---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 |
ストレージ容量 | 512GB |
RAM容量 | 16GB |
ディスプレイ | 3200×1440ピクセル AMOLED 1~120Hzの可変リフレッシュレート 最大輝度3000ニト |
バックカメラ | Leica main camera Leica 75mm floating telephoto camera Leica 120mm periscope camera Leica 12mm ultra-wide camera |
フロントカメラ | 32MP in-display selfie camera |
バッテリー | 容量5000mAh 90W HyperCharge対応 80W wireless HyperCharge対応 |
無線機能 | Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 NFC |
キャリア周波数 | 5G NR: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66 4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 2/3/5/8 |
OS | Xiaomi HyperOS |
寸法 | 高さ161.4mm×幅75.3mm×厚さ9.20mm |
重量 | 219.8g |
Xiaomi 14 Ultraでは1インチセンサーを搭載したメインカメラを含む4種のカメラを使って多様な写真を撮影可能。Xiaomi 14 Ultraでどんな写真を撮影できるのかは、以下の記事に詳しくまとめています。
ライカレンズ&大型センサー搭載で高級デジカメ並みの撮影性能を手に入れたスマホ「Xiaomi 14 Ultra」実写レビュー、写真を撮影しまくってカメラ性能を徹底検証してみた - GIGAZINE
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