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「縦折り型」の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」をSamsungが登場、一体どんなモデルなのか?


Samsungがかねてよりコンセプトを明らかにしていた、「縦折り型」の折りたたみ式スマートフォンが、「Galaxy Z Flip」として発表されました。Samsung初の折りたたみ式スマートフォンであるGalaxy Foldとはひと味違ったコンパクトなモデルとなっています。

Galaxy Z Flip Folding Glass Smartphone | Samsung US
https://www.samsung.com/us/mobile/galaxy-z-flip/

Samsung Galaxy Z Flip: new foldable phone unveiled at Unpacked 2020 - The Verge
https://www.theverge.com/2020/2/11/21126318/samsung-galaxy-z-flip-foldable-phone-release-date-price-features

Samsung Galaxy Z Flip first look: folding glass changes everything - The Verge
https://www.theverge.com/2020/2/11/21132345/samsung-galaxy-z-flip-foldable-phone-photos-videos-specs-price-hands-on

Galaxy Z Flipはポケットの中に収まるくらいのコンパクトサイズながら、画面を開けば大画面が利用可能になるという縦型折りたたみスマートフォンです。


Galaxy Z Flipの見た目がどんな風に仕上がっているのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

Galaxy Z Flip: Official Launch Film - YouTube


背面には12メガピクセルの超広角カメラと、同じく12メガピクセルの広角カメラによるデュアルカメラが搭載されています。


パカリ


ヒンジ部分には「Samsung」のロゴ。ヒンジ部分は蓮の花に触発された「ハイダウェイヒンジ」という独自機構を採用しており、折りたたみ角度を調整可能なほか、独自のスイーパー技術によりヒンジ部分から汚れやほこりを排出できます。そのため、レビュー用のGalaxy Foldであった「ヒンジ由来の故障」に対して万全の対策を期している模様。ただし、海外メディアのThe Vergeは「新しいヒンジがSamsungの言う通りに動作するかは実際に確認する必要があります」と述べています。


ディスプレイには6.7インチの有機ELディスプレイを採用。


閉じると非常にコンパクトで、正方形に近い形です。本体重量は183g。


側面には充電用のUSB-Cポートや……


電源ボタンがあります。電源ボタンは指紋認証センサーを搭載しているとのこと。


解像度は2636×1080ピクセルで、画素密度は425ppi。縦横比は21.9:9。


Galaxyシリーズ初の折りたたみ式ガラススクリーン「Samsung Ultra Thin Glass」を搭載しているため、レビュー用のGalaxy Foldであった「ゲットしたその日に保護シート層がはがれた」ということはなさそうです。なお、SamsungによるとSamsung Ultra Thin Glassは20万回の折りたたみに耐えるそうです。


本体カラーはミラーパープルとミラーブラックの2種類。


折りたたみ角度は自由に調整できるため、以下のように専用スタンドや三脚なしでGalaxy Z Flipを自立させることができます。


背面カメラの横には折りたたみ携帯がでもあった通知用の1.1インチサブディスプレイが搭載されています。そのため、電話やメール、アプリの通知をアイコンとテキストで表示可能です。


また、このサブディスプレイをカメラのファインダーとして使用することも可能です。


前面には10メガピクセルのカメラが搭載されています。


心臓部には7nmプロセスで製造された64bitオクタコアプロセッサのSnapdragon 855 Plusを搭載しているほか、メモリ(RAM)は8GB、ストレージは256GBのものを採用。バッテリー容量は3300mAhで、1日中フルに使用してもバッテリーが切れることはないとのこと。OSにはAndroid 10のカスタム版を採用していますが、次世代通信規格の5Gには対応していません。

加えて、縦長のディスプレイをいかして2つのアプリを同時に開き、マルチタスクすることも可能です。その場合、画面は中央のヒンジ部分で2つに分割されます。本体を折り曲げた際も同じ。画面が2つに分割された場合、1つのディスプレイのサイズは4インチとなります。


The VergeはGalaxy Z Flipの「ハイダウェイヒンジ」について、「Galaxy FoldやMotorola Razrといった折りたたみ式スマートフォンとどのように違うかを具体的に強調することはできませんが、Galaxy Z Flipのヒンジは非常に洗練されており、きしみ音がなく、より堅実なものに進化しており、動作も非常に滑らかです。Galaxy Z Flipの出来栄えが素晴らしいだけに、Samsungにとって最初の折りたたみ式スマートフォンが破損報告から始まってしまったのは非常に残念なことです」と記しています。

ただし、The Vergeは「Galaxy FoldやMotorola Razrも、リリース時点では非常に有望そうに見えました。そのため、Samsungが予約注文やメディアによるレビューなどなしでGalaxy Z Flipをバレンタインデーに投入することは、悪い兆候とみなされる可能性もあります」と記し、実際に長時間使用してみるまでGalaxy Z Flipの正確な評価を下すことはできないともしています。

それでも折りたたみ式スマートフォンの欠点のいくつかが改善されていると指摘しており、前回故障の大きな原因となっていたヒンジ部分だけでなく、「折りたたみ時でも大きすぎた本体サイズ」や「ディスプレイのベゼル部分の縮小」、「プラスチック製のスクリーンからガラス製のスクリーンへ進化した点」などは、大きな進歩であるとしています。


特に20万回の折りたたみにも耐えるというGalaxy Z FlipのディスプレイカバーガラスSamsung Ultra Thin Glassを接写で撮影した写真。Galaxy Foldの折り目部分は遠めでも明らかでしたが、Galaxy Z Flipでは非常にシームレス。


The VergeによるGalaxy Z Flipのハンズオンムービーは以下からチェックできます。

Samsung Galaxy Z Flip hands-on - YouTube


なお、Galaxy Z Flipはアメリカでは2020年2月14日発売予定で、価格は1380ドル(約15万円)です。

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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