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AndroidでiMessageを使えるアプリ「Beeper Mini」がAppleの対策で使用不能になったもののアップデートで復活


Android用メッセージングアプリ「Beeper Mini」は、AndroidデバイスでApple製メッセージサービス「iMessage」のチャットに参加できるアプリです。このBeeper Miniに対してAppleが対策を取った結果、登場からわずか3日で送受信が機能しなくなってしまいました。しかし、Beeper Miniの2023年12月11日に配信されたアップデートで、送受信機能が復活したことが報告されました。

Beeper Mini Is Back - Beeper Blog
https://blog.beeper.com/p/beeper-mini-is-back


Beeper is working with iMessage yet again, though Apple is likely to fight it | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2023/12/beeper-minis-imessage-app-for-android-is-broken-possibly-by-apple/

Beeper MiniはiPhoneの挙動を模倣してiMessageと同様の仕組みでのメッセージ送受信を可能にしたアプリで、本来緑色の吹き出しで表示されるAndroid端末からのメッセージがiPhoneからのメッセージと同じく青色の吹き出しで表示されることが最大の特長です。

Androidからメッセージを送ってもiMessageで青い吹き出しになる「Beeper Mini」登場 - GIGAZINE


開発元のBeeperによると、2023年12月5日のリリースから48時間で10万人以上のユーザーがBeeper Miniをダウンロードしたとのこと。

しかし、Beeper Miniはリリースからわずか3日後の12月8日にメッセージの送受信ができない問題が発生。

Investigating reports that sending/receiving is not working in Beeper Mini ????

— Beeper (@onbeeper)


翌日の12月9日にAppleは「iMessageにアクセスするために偽の認証情報を悪用する手法をブロックすることで、ユーザーを保護するための措置を講じました」と発表し、Beeper Miniからのメッセージをブロックしたことを明かしました。その理由としてAppleは「メタデータの漏えいや迷惑メッセージ、スパムメッセージ、フィッシング攻撃の発生につながる可能性」を指摘していました。

AppleがAndroidでiMessageを使えるようにするアプリ「Beeper Mini」からのメッセージ送受信をブロック - GIGAZINE


Beeperは12月11日時点で「Beeper Miniを愛用されていた皆さまにとって、これがどれほど大変な事態であるかは承知しています。ご不便をおかけして申し訳ありません。すぐに良いニュースを届けられることを願っています」とポストしています。

Work continues to fix the issue causing the Beeper Mini outage. We know how hard this has been for those who loved using Beeper Mini, and we're extremely sorry for the inconvenience. We are feeling good, though, and hope to have good news to share soon.

— Beeper (@onbeeper)


その後、12月12日にBeeperはGoogle Play上でBeeper Miniのアップデートを公開。アップデートについて「メッセージが送受信されない原因となっていた問題が修正されました」とBeeperは述べています。また、Beeper Miniのリリース時からセキュリティやプライバシーに関して変更はないとのこと。ただし、アップデート後のBeeperでは、電話番号を用いた登録ができなくなっており、登録の際にはApple IDと紐付けたメールアドレスが必要です。

Beeper Mini is back. https://t.co/RVrUljbchP

Thank you to our incredible users and the broader community. Read more on our blog. https://t.co/Mtf3EeglMW

— Beeper (@onbeeper)


また、月額1.99ドル(約190円)のサブスクリプション制だったBeeper Miniを当面の間無料にすることも報告されています。Beeperのエリック・ミギコフスキーCEOは「事態は少々混沌(こんとん)としており、サブスクリプション料金を支払っているユーザーをこのような目に遭わせるのは気が引けます。事態の安定次第、再度サブスクリプションを有効にすることを検討します」と述べました。

Beeperによると、今回の一連の事態に関してBeeperはAppleに連絡を取ったものの、Appleからの直接の回答は得られなかったとのことです。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1r_ut

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