ボタン1発たった5分で香り高いアイスコーヒーが作れるサーモスのアイスコーヒーメーカー「ECI-661」レビュー
暑い夏には熱々のホットコーヒーよりも冷たいアイスコーヒーの方が飲みたいものですが、アイスコーヒーを自分で入れて用意するのは、入れ立ての熱いコーヒーを冷やす手間がかかるので、少し面倒です。魔法びんメーカーで知られるサーモスが出しているアイスコーヒーメーカー「ECI-661」はボタン一発で簡単にアイスコーヒーを入れられるとのことで、実際に使って試してみました。
アイスコーヒーメーカー/ECI-661 | ポット・コーヒーメーカー | サーモス 魔法びんのパイオニア
https://www.thermos.jp/product/detail/eci-661.html
ECI-661のパッケージはこんな感じ。ECI-661には「ディープロースト」「キャラメル」の2色が用意されており、今回レビューするのはキャラメルです。
フタを開けると、計量カップがついていました。
ECI-661本体
幅18cm×高さ32.5cmで、1リットルの牛乳パックと比較して大きさを比べるとこんな感じ。
下部にはコーヒーを入れるサーバーがついています。
サーバーはこんな感じ。見た目は飲食店で見る冷水ポットのようなイメージ。材質も樹脂製で、かなりの軽さ。容量は0.66リットルです。
フタは180度回すと外れます。サーバーは全体的にシンプルで、ゴムパッキンなどはなく、密閉性を上げる構造にはなっていません。
ECI-661の右側面。給水タンクの水量計がついています。
ECI-661の左側面
天面部には蒸気口があります。
天面部はフタになっていて、こんな感じでパカリと開きます。
ドリッパーは取外し可能で、取っ手がついています。
ドリッパーの奥には、給水タンクのフタがありました。アイスコーヒー用の水はここから注ぎます。
本体フタの内側はこんな感じ。ドリッパーに蒸気を送るための穴が開いています。
ECI-661の背面には警告のシールと電源ケーブル。なお、ECI-661の消費電力は400Wとなっています。
さっそくアイスコーヒーを入れてみます。まずはドリッパーがECI-661本体にちゃんと装着されているかを確認。
ドリッパーの装着には前後の向きがあります。以下の画像のように、本体とドリッパーの凹凸が合わさるように装着すればOK。
台形のペーパーフィルターを折り、ドリッパーに置きます。
付属している計量スプーンで、挽(ひ)いたコーヒー豆の粉を入れます。計量スプーン1杯につき、カップ1杯分とのこと。
次に、注水タンクのフタを開けて、水を注ぎます。水の量は3杯分で約180cc、5杯分で約300ccといったところ。
右側面の水量計には3~5杯で必要になる量の水がわかるように目盛りが振られています。
水を注いだら本体フタを閉めます。
次に、コーヒーサーバーに氷をたっぷり投入します。
サーバーの内側に「こおり」と書かれている段があり、この段の高さすり切りいっぱいに氷を入れます。
氷を詰めたらサーバーのフタを閉めて、ECI-661本体にセットします。
あとは本体正面にある「ON」ボタンを押すだけ。押すとボタンの周囲が緑色に光ります。あとは3杯分なら約5分、5杯分なら約7分待つだけ。ドリップが終わったら「ピー」という音が鳴り、ボタンの光が消えます。
実際にECI-661でアイスコーヒーを入れる一連の流れを以下のムービーで確認できます。
サーモスのアイスコーヒーメーカー「ECI-661」はボタンを押すだけでたった5分で冷たいアイスコーヒーができあがる - YouTube
コーヒーサーバーから入れ立てのアイスコーヒーを注いでいるところ。サーバーはとにかく軽く、液だれしにくいようになっているので、非常に注ぎやすく感じました。また、入れてすぐコップに注いだのですが、大量の氷で急冷されているので、最初からひんやり冷たく、香り高く透明感のあるアイスコーヒーに仕上がりました。
注いだ後にサーバーのフタを開けて、中を見たところ。二重構造になっているので、3~4時間程度であれば室温内に放置していても氷が溶けてしまうことはありませんでした。
入れ終わった後のドリッパーとフィルターはこんな感じ。ドリッパーには取っ手がついているので、このまま取っ手を持って取外し、サクッとフィルターを交換するだけなので、取扱いはとにかく楽。本体を含めほぼすべてが樹脂製なので、落として割ることもなく、洗いやすいのもうれしいポイント。
サーモスのECI-661はAmazon.co.jpでも扱われており、記事作成時点だと税込2880円で購入可能です。
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