水だしコーヒーならぬ「ミルク出しコーヒー」が自宅で簡単に作れるHARIOの「ミルク出しコーヒーポット」レビュー
アイスコーヒーやアイスカフェオレを作る場合、抽出したホットコーヒーに氷を入れると水っぽくなってしまうという問題にぶつかります。HARIOの「ミルク出しコーヒーポット」はそんな問題を解決してくれる便利アイテムで、冷たい牛乳を注ぐだけで簡単に水だしアイスコーヒーならぬ、ミルク出しコーヒーを作成可能。砂糖も水も使わないので、コーヒーの味がダイレクトに伝わるというミルク出しコーヒーを実際に飲んでみるべく、このポットを使ってみました。
ミルク出しコーヒーポット - HARIO株式会社
https://www.hario.com/pickup_MDCP.html
ミルク出しコーヒーポットのパッケージはこんな感じ。
中にはポットとふた、30枚入りのコーヒーパックが入っていました。
ポットは耐熱ガラス製で、耐熱温度差は120度、実用容量は500mlです
コーヒーパックはこんな感じ。
ポットの中に入っている紙にはミルクだしコーヒーの作り方が記載されているので、これを参考に実際に作っていきます。
ミルク出しコーヒーを作るには、コーヒー粉と……
成分無調整の牛乳を用意します。
まず、コーヒーパックにコーヒー粉を40g入れます。
そしてコーヒーパックのふちを裏返し……
こんな感じで上部にふたをします。
上部についているこのひもの一方を……
ハサミなどで切ります。
こんな感じにひもが片側だけ切り離されました。
続いて、コーヒーパックのひもを持ちながらポットに入れ、牛乳を500ml入れます。
入れ終えたら、スプーンなどでコーヒーパックをゆっくり沈めていきます。
コーヒーパックが牛乳につかった状態で、ひもが外に出るようにふたをして……
冷蔵庫の中に入れ、8時間抽出します。
8時間たつとこんな感じになります。
コーヒーパックはすぐに取り出します。
一口飲んでみると、「ミルク出し」とだけあって牛乳が強く出ているものの、牛乳のクリーミーな香りに支えられた上での香り豊かなコーヒーを楽しめる仕上がりになっています。色が薄めなので一見するとコーヒーが弱めに見えますが、牛乳は主張しすぎず、コーヒーの苦みも失われておらず、よりコクが深くなっている味わいです。
ミルク出しコーヒー(左)とペーパーフィルターで入れたコーヒーに牛乳を入れたもの(右)と飲み比べてみたところ、やはりお湯出しの方は水っぽさを感じてしまい、「ミルク出し」のものと比べるとコクが薄く感じる結果となりました。
ミルク出しコーヒーポットは、普段コーヒーに牛乳を入れる人や、ひと味違ったコーヒーの味わいを楽しみたい人にオススメです。
ミルク出しコーヒーポットはHARIO公式ネットショップで購入可能で、コーヒーパック30枚とポットのセットが税込1650円、コーヒーパック30枚のみが税込275円で販売されています。
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