レビュー

監視カメラ映像のYouTube同時ライブ配信がSynology製IPカメラ「BC500」と監視ツール「Surveillance Station」を使えば超絶単純に設定できるので実際にやってみた


過去の録画を月額利用料なしで一括管理できるSynology製IPカメラ「BC500」について、これまで動体検知機能自動化サービスのIFTTTとの連携といった複数の機能に触れてきましたが、今度はBC500の映像をライブ放送するための設定を行います。BC500とYouTubeを連携して配信を開始するための手順をまとめてみました。

BC500とTC500 | Synology Inc.
https://www.synology.com/ja-jp/products/camera-500

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まずはYouTube Studioにアクセスし、ライブ配信開始ボタンをクリックします。


タイトルや公開設定を決めたら、次にストリームキーをコピー。


監視ツールのSurveillance Station(またはSurveillance Station Client)を開き、「アプリケーション センター」をクリックします。


「ライブ ブロードキャスト」というアプリを探して「実行」をクリック。


「実行中」と表示されたら「開く」をクリックします。


「キー」と表示されている箇所に先ほどコピーしたストリームキーをペーストして「保存」をクリック。


「変更を適用しました」と表示されたら、「ライブ」と書かれた文字の横のチェックをオンにします。これで設定は完了。


YouTube Studioに戻ると、BC500からの映像が配信されていました。


もちろん、配信しながら常に録画を残し続けることも可能。


配信映像の画質を設定するには、Surveillance Stationから「IPカメラ」をクリック。


カメラ名をダブルクリック。


「ビデオとオーディオのフォーマット」から解像度やフレームレートを変更可能。「高品質」と「バランス」の2つのプロファイルを作成しておくことができます。


解像度は1280×720、1920×1080、2560×1440などから選べます。


フレームレートは5~30の値を選択可能。


設定後、ライブ ブロードキャストから好きな「ストリーム プロファイル」を選択して「保存」をクリックすると変更が適用されます。


「ライブカメラ」として使いながらNASにも録画を保存する、万能IPカメラの「BC500」はAmazon.co.jpで購入可能。記事作成時点での価格は税込3万4243円です。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ネットサービス,   ハードウェア, Posted by log1p_kr

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